あいかわらず新車販売トップを爆走するN-BOX! お得に買うなら「旧型の在庫」も狙い目 (2/2ページ)

いまから新車を狙うなら3月納車を意識すべし!

 登録車も含めた含軽統計でのトップN-BOXに次いで2位となったのがヤリス。ヤリスとヤリスクロスについては改良が迫っており、新規受注が停止となっていた模様なので、改良モデル移行前に改良前モデルのバックオーダー消化を積極的に行ったともいえるだろう。

トヨタ・ヤリスの2台並びの走行写真

 登録車のみのランキングにすると、1位から7位までをトヨタ車が独占している。顔ぶれを見ると、ルーミーの納期が比較的短いほかは、いずれのトヨタ車も納車までに時間がかかるだけでなく、新規受注停止車両もいたりする。

 そのようなかでも、トヨタは受発注を管理する新しいシステムの導入を発表しており、その新しいシステムにより、無駄なく効率的に新規登録を行い、納車が進んできている結果がランキングに表れているのかもしれない。

トヨタの納期監視システム「J-SLIM」

 トヨタ以外には、登録車のみで8位にヴェゼル、12位にステップワゴンなどホンダ車のランクインも目立っている。ホンダは半期決算セールを意識した販売促進を積極的に行っており、その流れが10月に入っても続いていたのかもしれない。日産は登録車のみでノートが9位、セレナが10位となっているが、ノート、セレナ並みに人気の高いエクストレイルが30位に位置しているのは、生産が思うように進んでいないと推測できる。

日産エクストレイル(4代目)

 軽自動車、登録車ともにこれから年末へ向け、増産体制などを組んで可能な限り年内に新規登録(軽自動車は届け出)して、年内に納車しようとしてくる。残念ながらこれから発注しても多くのモデルは納車が越年してしまうが、年が明ければすぐに年度末決算セールがやってくるので、そこへ向け納期の短縮だけではなく、値引きなどの購入条件も好条件が期待できるので、2024年3月あたりの納車を意識して、いまから新車購入のために動き出すのは結構おすすめといえるだろう。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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