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勝田貴元が5ステージで優勝を果たすもトップは依然としてエバンス! 「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」デイ3が終了

勝田貴元が5ステージで優勝を果たすもトップは依然としてエバンス! 「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」デイ3が終了

この記事をまとめると

■「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」デイ3が終了した

■トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドを駆るエバンス選手が前日に引き続き総合1位をキープ

■勝田貴元選手がデイ3の8ステージ中5ステージでトップタイムをマーク

勝田貴元選手が魂の走りで5ステージ制覇

 2023年11月16日から開催されている「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」もいよいよ終盤戦へと突入。デイ3はSS9からSS16までの8ステージが行われた。

 SS9ではコース上にオフィシャルカーが停車していてレースが一時的に赤旗中断されるなど、この日も波乱含みで始まったデイ3。好調をキープしたのが、前日トップにたったトヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドのエバンス選手だ。安全マージンを残した走りながらもSS11とSS12のふたつのステージでトップタイムをマークするなど、危なげない走りを披露。総合2位につけるオジエ選手に1分15秒の差をつけてトップを守った。

 そしてこの日、もっとも熱い走りを見せてくれたのが、地元愛知県出身の勝田貴元選手だ。8ステージ中5つのステージでトップタイムを記録するという八面六臂の大活躍。前日の3連続ステージ制覇と合わせて、ここまで16ステージ中8ステージを制しており、総合順位も9位から6位へとジャンプアップを果たした。こうなると、初日SS2でのクラッシュが本当に悔やまれる。

 デイ3を終えての総合順位は以下の通り。

Pos.1:エルフィン・エバンス/スコット・マーティン 2:28’20.8
Pos.2:セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ +1’15.0
Pos.3:カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン +1’40.6
Pos.4:エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム +3’09.3
Pos.5:オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ +3’35.3
Pos.6:勝田貴元/アーロン・ジョンストン +3’50.2
Pos.7:アンドレアス・ミケルセン/トシュテン・エリクソン +5’11.3
Pos.8:グレゴワール・ミュンスター/ルイ・ルーカ +5’19.6
Pos.9:ニコライ・グリアジン/コンスタンティン・アレクサンドロフ +5’54.6
Pos.10:カイエタン・カイエタノビッチ/マチェイ・シュチェバニャク +12’51.6

「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」も残すところ6ステージとなった。このままエバンス選手がトップを守り切るのか? トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドの1・2・3フィニッシュはあるのか? 勝田貴元選手の奇跡の追い上げが見られるのか? 「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」は11月19日にフィナーレを迎える。

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