ワインディングを物ともしないCX-30ディーゼルモデルの走り
翌日はいよいよ京都観光。
一般道ではクイックすぎず、かといってダルさも感じないハンドリングが好印象です。
千本鳥居をくぐってみたい! という思いから最初に訪れたのは伏見稲荷大社。朱塗りの鳥居がずらりと並ぶ様は壮観です。
また稲荷大神様のお使いはきつねとされているそうで、境内のいたるところできつねに出会うことができました。
続いては清水寺。急峻な崖に建てられた本堂には、かの有名な清水の舞台が! 本堂の舞台の高さは約13mで、4階建てのビルに相当するのだとか。
本堂を降りた後は3筋に分かれて清水が落ちる音羽の滝へ。想像以上に大きな柄杓を落としてしまわないように気をつけながら、飲むと願いが叶うというお水を無事にいただくことができました。
清水寺をあとにし、せっかくだから着物を着ようということで着物レンタル店へ。お手頃価格な上に短時間でパパっと着付けをしてもらえるサービスに歓喜。着物で散策している人が多いのも納得です。
ねねの道を通ったとき、CX-30のエクステリアが古都に抜群にマッチしていることに気づきました。都会から自然の中までどんなシチュエーションでもCX-30が映え、視界に入るたびに眼福なのです。今回の旅でマツダの魂動デザインの素晴らしさを痛感しました。
お昼はおそば屋さんに行くことに。
お店までのルートは狭い道が多かったのですが、CX-30の全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mm、最小回転半径5.3mというスペックのおかげでストレスを感じることなくスイスイ走ることができました。
お店周辺のとくに狭い道や駐車場などでは、「360°ビュー・モニター」が大活躍。自車を真上、前方、側面、後方から映した様子をセンターディスプレイに表示することができるのです。自分の目では見えない部分もしっかりと確認できるため安心です。
お店では幸運にもテラス席に座ることができ、白川のせせらぎに癒されながら爽やかなすだちそばをいただいたのでした。
ワインディングでの走りも試そうと、お次は嵐山-高雄パークウエイへ。嵐山・清滝口ゲートを抜けて走り出しましたが、いい意味で峠に来たぞ! という感じがあまりしません。トルクの太さによってアップダウンの激しい道でも走りは穏やか。ハンドリングもクイックではないものの、操作に対して動きが遅れることなくしっかりと反応してくれるため、安心して走ることができました。パドルシフトもワインディングでの走りやすさに寄与。
一般道でも高速でもワインディングでも、そしてどんな速度域でも一定の感覚で穏やかに運転ができるクルマだという印象を受けました。CX-30は情緒が安定しています。クルマの情緒が安定しているから、どんな場所を走っても心を乱されることがなく、ドライバーの情緒も安定するような気がします。この特性は今回のような旅にぴったりだと感じました。
最後に宇治抹茶が有名な老舗カフェで絶品パフェを堪能。嵐山-高雄パークウエイからは少し距離のあるお店で外も暗くなり始めていましたが、一同ためらうことなく「いいね、行こう!」となったのはやはりこのクルマのおかげでしょう。