伝説級3台のマシンカラーリングを1台に結集! マクラーレン750Sに創立60周年記念モデル「3-7-59」が登場 (2/2ページ)

「3-7-59」は全6台の限定モデルですべて完売

 と、このように3台の伝説級マシンをモチーフにしたカラーリングには、そのほかにも秘密がいっぱい。たとえば、マクラーレンがトリプルクラウンイベントで勝利を収めた年やマクラーレンのロゴの進化などが「イースターエッグ」として隠されている。また、エクステリアとインテリアには、MSO技術者によって3つのQRコードが隠されており、それぞれが車両の詳細を説明するWebページへとリンクする。

マクラーレン750S「3-7-59」のリヤスタイリング

 そのほか、サテンブラックの超軽量ボルテックスアロイホイールは、ブルー、レッド、ル・マンゴールドの3色で交互に仕上げられたブレーキキャリパーを覆い、3冠を達成した3台のマシンをイメージさせる。

 インテリアには、シートと同じアートワークが描かれたカーボンファイバー製ドアトリム、ステアリングホイールのリムに描かれた12時のマーク、マクラーレンMP4/2へのオマージュとして「3-7-59」のノーズを飾った赤と白の”シャタード “ペイントにインスパイアされたハンドペイントのカーボンファイバー製シフトパドルなどが採用されている。

マクラーレン750S「3-7-59」のシート

 なお、ペダルは、エクステリアのペイントディテールの一部と同じレザーエッチングアートワークが施され、セラミックコーティングとホワイト、ブラック、オレンジのトリプルクラウンスターで仕上げられている。カーボンファイバー製ドアシルにも同様のスターが描かれており、これはマクラーレンのF1での成功とモナコGPに捧げる特別なものとなっている。

マクラーレン750S「3-7-59」のインテリア

 このように、マクラーレンの3冠、「トリプルクラウン」という偉業を表現した「3-7-59」。その最大の特徴であるペイントには1200時間以上を要し、6台が製作されるというが、すでに全台完売となっているそうだ。


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