「最近の新車は高くて買えねーよ」と嘆くならこれはどう? 200万円以下なのにQOL爆上げなクルマ5選 (2/2ページ)

200万円あればミニバン・SUV・スポーツカーとより取り見取りだ

■ミニバン:トヨタ・シエンタ X(199万円)

 全長が4260mmに収まる5ナンバーサイズの3列シートミニバンだが、薄型燃料タンクを採用して、床を低く抑えた。そのために3列目のシートに座っても、膝が持ち上がる窮屈な姿勢になりにくい。大人の多人数乗車も可能だ。

トヨタ・シエンタ X(3代目)のフロントスタイリング

 しかも装備が充実しており、衝突被害軽減ブレーキ、パーキングサポートブレーキ、運転支援機能、LEDヘッドライト、左側スライドドアの電動機能などを標準装着した。価格は200万円以下に抑えている。

■SUV:トヨタ・ライズ G(186万7000円)

 数少ない5ナンバーサイズのコンパクトSUVで、全長は4m以下だから運転しやすい。しかも大人4名が乗車できる居住空間を備える。フロントマスクなどの外観はRAV4に似ており、SUVらしさも濃厚で人気を高めた。

トヨタ・ライズ Gの走行写真

 直列3気筒1.2リッターエンジンは、ハイブリッドではないが、WLTCモード燃費は20.7km/Lと良好だ。Gは衝突被害軽減ブレーキ、LEDヘッドライト、アルミホイール、エアコンのオート機能などを標準装着して、価格を180万円台に設定する。

■2ドアクーペ:ダイハツ・コペン ローブ(188万8700円)

 コペンは現時点で用意される軽自動車で唯一の2ドアクーペだ。エンジンはターボのみを搭載して、電動開閉式ハードトップのアクティブトップも標準装着する。

ダイハツ・コペン ローブ(2代目)のフロントスタイリング

 現時点では衝突被害軽減ブレーキが採用されないのは残念だが、LEDヘッドライトやアルミホイールは標準装着して、価格を180万円台とした。

 以上のように、180万円台には低価格で魅力的な車種が多い。


渡辺陽一郎 WATANABE YOICHIRO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人
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