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クルマがないのに借金は……ローン返済中に「廃車級」の事故や天災にあったらどうなる? (2/2ページ)

クルマがないのに借金は……ローン返済中に「廃車級」の事故や天災にあったらどうなる?

この記事をまとめると

■残債があるときにクルマが廃車になってもローン支払は残る

■残債をプラスできるローンも存在する

■リスクヘッジは車両保険に入ること

愛車の有無とローンは関係なし

 新車であろうと中古車であろうと、マイカーを購入する際に車両価格と諸費用を合わせた乗り出し価格を現金一括で払えるという人は少数派ではないだろうか。金額の大小はともかく、「ローン」を組んで愛車を手に入れている人は多いことだろう。

 短くても3年、長いと10年近いローンを組むこともあるだろう。金利を考えると借入期間は短いほど経済的には有利といえるが、毎月に支払える金額と欲しいクルマの価格から逆算してローン期間が決まっているというケースが多いのでは?

 それはさておき、ローンを支払っている途中で、事故や天災などによって愛車が廃車級の被害を受けて全損になってしまったら、ローンはどうなるのだろう。

 ローンを受けて購入した愛車の有無と、ローン(借金)というのはある意味では無関係であり、当然ながら全損になってもローンの残債は残る。つまり、愛車がなくなってもローンの返済をし続ける必要があるのだ。

 残債の金額が大きければ、いったんカーライフを続けることをあきらめ、ローンの返済だけに追われる日々を送ることになるかもしれないが、けっしてローンの残債があるからといって次のクルマが買えないわけではない。

 たとえば、すでに長期に渡って返済してきた場合であれば、ローンの残債は少額になっているだろう。その場合、貯金を切り崩すなどして、ひとまずローンを完済して、次の愛車を購入するというフローが考えられる。

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