タイヤで大損するかどうかは日常のちょっとした差! タイヤの寿命を縮める5つの行為 (2/2ページ)

タイヤを長持ちさせるのにはコツがある

長期間乗らない

 クルマを1カ月も2カ月も乗らないでいると、タイヤの地面に接している部分だけが潰れて、フラットスポットのようなものができてしまう。一度潰れ癖がついてしまうとなかなか元に戻らないので、できるだけ、一週間に一度ぐらいはクルマに乗って、グルッとひとまわりするようにしたい。

クルマにボディカバーがかかっている写真

保管場所の環境

 タイヤはゴム製品なので、直射日光やオゾンが苦手。できれば普段の保管場所=駐車場は、日陰で風通しのいいところ、なおかつ森林から離れているところが望ましい。泥や土などの汚れもゴムにやさしくないので、小まめに水で洗い流したいところ。

 また、冬場スタッドレスタイヤを履く人は、はずしたタイヤの保管場所にも気を配ること。直射日光、高温多湿を避け、ホイール付きタイヤなら横置きで保管しよう。

スタッドレスタイヤのイメージ写真

輪止めや縁石に当てる

 クルマを停めるときの注意としては、輪止めや縁石に触れっぱなしにしないこと。輪止めなどは少々当てても問題ないが、当てっぱなしはストレスもかかるし、変形の元。縁石にヒットするのはもっと条件が悪く、サイドウォールを傷めたり、アライメントにも悪影響があるので、極力縁石には触れないこと。

駐車場の車止めに接して駐車している写真

その他

 ゴルフバッグやキャンプ道具など、普段使わない荷物を積みっぱなしにするのも、タイヤに負担をかけ、摩耗を促進させるので、できるだけ無駄な荷物は積まないようにし、据え切りなども控えること。

 そして、定期的にローテーションをするのも、タイヤを長持ちさせるコツになる。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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