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PHEVシステムを降ろして純エンジン化! 新たな「フェラーリチャレンジ」車両「296」を発表 (2/2ページ)

PHEVシステムを降ろして純エンジン化! 新たな「フェラーリチャレンジ」車両「296」を発表

この記事をまとめると

フェラーリが新たなチャレンジシリーズとなる296チャレンジを発表した

■PHEVシステムを省いた296チャレンジは700馬力のV6ツインターボを搭載する

■296チャレンジによる2024年フェラーリ・チャレンジ開幕を心待ちにするファンは多い

新たなフェラーリ・チャレンジ用モデル

 フェラーリが、2024年シーズンから開催されるワンメイクレース、「296チャレンジ」に使用されるニューモデル「296チャレンジ」を、10月24日から30日にかけて行われたフィナーリ・モンディアーリの前夜に発表した。

 チャレンジシリーズは、1993年にヨーロッパで始まった348チャレンジに始まる、フェラーリ自身がオーガナイズするワンメークレースで、それに参戦するための40台のコンプリートカー「348チャレンジ」が製作されたほか、専用パーツを取り付けることで、同等のスペックを得る「チャレンジキット」がデリバリーされ、それは大いに人気を博した。

 そして以後、フェラーリの8気筒ミッドシップが新型にモデルチェンジされるたびにチャレンジもニューモデルへと進化。2018年からは「488チャレンジEVO」が使用され、世界でもっとも華やかなワンメークレースとしてファンを魅了した。

 このシリーズに新たに投入される「296チャレンジ」。それは革新的な新しい哲学を具現化したものであり、サーキットでの使用を最適化するために、ロードカーをベースに広範囲におよぶ改善が施されたモデルである、とフェラーリは説明する。

 そしてまたこれまでのチャレンジシリーズの限界を塗り替え、2023年シーズンにオレカとのパートナーシップでデビューを飾った、296GT3と同等の仕様を誇っているのだとも。

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