パーキングメーターまでカード払い! こんなとこまで「キャッシュレス」なアメリカに感じる日本の遅れ感 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■かつてアメリカでパーキングメーターを使用する際は小銭が必須だった

■いまではキャッシュレス化も進んでおり、カードで決済が可能となっている

■アメリカでのキャッシュレス化の波は、コインランドリーなどにも押し寄せている

いままでのアメリカ旅行では小銭が必須だった

 かつてアメリカを旅行するときは、小銭(25セント、10セント、5セント硬貨あたり)を意識して貯め、レンタカーを駐車するときのパーキングメーターに使っていた。

 30数年前、大学生のころ初めてロサンゼルスでレンタカーを運転したときのパーキングメーターはもちろんアナログ式であった。25セント、10セント、5セント硬貨それぞれの投入口があり、硬貨を投入してダイアルを回すと、投入した効果の額に合わせた駐車時間までアナログメーターの目盛りが動くというものであった。

アメリカのパーキングメーター

 公衆電話や自動販売機でも25セント、10セント、5セント硬貨ぐらいは使えたが、ガイドブックには「25セント硬貨を意識して貯めておくと便利」とよく書いてあった。時は流れ、いまではアメリカのパーキングメーターでは一部クレジットカードが使え、デジタル表示とはなっている。ただし、筆者が見た限りではまだ硬貨も使えるようになっていた。

 日本ではキャッシュレス社会が叫ばれるなか、パーキングメーターは相変わらず100円硬貨しか受け付けてくれない。現金を持ち歩く習慣がないとも聞くインバウンド(訪日外国人観光客)にとってはまさにサプライズに映ることだろう。

小銭しか使えない日本のパーキングメーター


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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