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突然の減速やけたたましい警報音に「あ〜ビビった!」 最近の運転支援&安全装備の「転ばぬ先の杖」っぷりは十分機能を理解してないとヤバい! (1/2ページ)

突然の減速やけたたましい警報音に「あ〜ビビった!」 最近の運転支援&安全装備の「転ばぬ先の杖」っぷりは十分機能を理解してないとヤバい!

この記事をまとめると

■自己を未然に防いでくれる先進運転支援機能だが急な作動によりびっくりすることがある

■過敏すぎるセンサーや想定外の急減速にはびっくりさせられうことが多い

■先進運転支援機能は事故を防ぐための配慮であり、作動時には「おかげで助かった」となるはずだ

いまどきの安全装備が過敏すぎ?

 最近のクルマは先進運転支援機能が充実し、なかには標準装備となった機能もある。とくに衝突軽減ブレーキはいまや新車に必須の装備、機能となっている。「ぶつからないクルマ!?」のスバルのアイサイトがそうであるように、追突事故は劇的に減っているというデータもある。パーキングセンサーによって、駐車時の安全性も飛躍的に向上していると言っていい。

 が、逆に、そうした先進運転支援が運転者、乗員をびっくりさせてしまうこともあったりする。

 その一例を挙げよう。まずはつい最近に乗ったドイツ車だ。一軒家の自宅の駐車場に慣れた手さばきで、バックで入れようとしたら、突然、凄まじい警告音とガッ!! という急ブレーキが作動。こちらはもうぶつかったかも? と思えるほどびっくり。毎日のように出し入れしている、比較的幅もある駐車スペースだから、これまでぶつけたことなどなく、そのときも絶対にぶつからない進入路でバックしていたのに、である。

 これはセンサーの誤作動というより、センサーが過敏で起こった事象だろう。ぶつからないための配慮とはいえ、強烈な音と急ブレーキのショックで心臓バクバク必至。寿命が縮む。もう少し、穏やかに警告してもらえないだろうか……。

 同じようなびっくりパターンが、衝突軽減ブレーキだ。たとえばレーンチェンジを行った際、レーンチェンジをした車線の先行車が急に速度を落としたりして距離が縮まると、想定外の衝突軽減ブレーキが作動することがある。

 同一車線上で先行車との距離がうっかり縮まりすぎて、衝突軽減ブレーキが作動する場合は、前を向いている限り、「助かった」という安堵が先に立つものの、レーンチェンジでの衝突軽減ブレーキ作動は突然すぎて、かなりびっくりするのではないだろうか。もっとも、そのおかげで衝突を回避できるのだが……。

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