WRC王者のロバンペラがまさかのスピン!
TOP8では、雨によりウエットコンディションとなるなか、BMW E92でランキング3位につけていた高橋和己が脱落。そのなかでTOP4に勝ち進んだのが、チェイサーのKANTA、GRヤリスの箕輪大也、GRカローラのロバンペラ、BMW E37の山下で、箕輪とのバトルを制したKANTAと山下とのバトルを制したロバンペラが最終決戦に進出した。
この注目を集めたファイナルで安定した走りを披露したのがKANTAだった。リードがKANTA、チェイスがロバンペラで迎えた1回目の走行で、追走のロバンペラが痛恨のスピン。一方、ポジションを入れ替えた2回目の走行ではリードのロバンペラが素晴らしい走りを披露したものの、チェイスのKANTAもピタリと横に並ぶ追走を披露しており、その結果、「チームメイトの正典さん(小橋)が負けたときにスイッチが入りました。チャンピオンを意識してなかったけれど勝ててうれしい」と語るKANTAが第6戦を制し、逆転で2023年のチャンピオンに輝いた。
「また、フォーミュラ・ドリフト・ジャパンに戻ってくることができてうれしい。ウエットコンディションは難しく、ミスをしてしまったことは残念だったけれど、KANTA選手は素晴らしい走りを披露していたし、楽しい週末を過ごすことができた」と語るロバンペラが2位に入賞。
14歳の中学生ドライバー、箕輪が3位でフィニッシュした。