作業雑すぎだろ! 昔の「右ハンドル化」した輸入車のムリヤリすぎる処理4選+1 (2/2ページ)

大きく困らないけどそれでも痒い場所が残る

ボンネットオープン用のレバー

 頻繁に開けることはないので困るほどではないが、いざ開けようとするとまごつくのがボンネットオープナー、いわゆるレバーだ。てっきり運転席の下あたりにあるのかと思って探すと、左側にそのままというのはいまでもたまにあったりする。

ワイパーがそのまま

 ワイパーというのは作動範囲が片側にオフセットしていて、運転席側がより広く拭けるようになっている。当然のことではあるのだが、こちらもそのままというクルマがあった。実際に使ってみると、上部の角が拭かれない程度なので困るほどではなかったが。

今でもちょっと困るカングーの観音開き

 ルノーのカングーにはさまざまな魅力があって、そのひとつが観音開きだ。これ自体は使いやすくていいのだが、問題は観音開きを採用すると、真ん中に合わせ目が来てバックミラーで後方が確認しにくくなってしまいがち。そのため、カングーは後ろから見て右にオフセットしている。

 ただし、これは左ハンドルだからで、そのまま右ハンドル化しているので少々見にくかったりする。ちなみに、日産のキューブは非対称バックドアだったが、左ハンドル仕様はちゃんと逆にしていた。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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