時間を上手く使うにはインターネットを使って賢く選ぶべし!
そんなとき、タイパ(=タイヤパフォーマンス)を知りたいタイパ(=タイムパフォーマンス)を重視する人にとってオススメなのが、やはりインターネットの活用だ。本当は複数メーカーの競合品と直接比較してどうなのかを知りたいところだが、業界団体の取り決めで、それはやってはいけないことになっているのが少々残念ではあるが、それでも個々の商品について、何人もの専門家が乗ってどう感じたかが記されているので非常に参考になる。それが、もっとも早道だ。さらに、多くの場合、関連する商品の情報も表示されるので、興味があればどんどん掘り下げていけるのもタイパ(=タイムとタイヤ両方の意味)に優れている。
価格についても、インターネットを活用すればどこが安いかおおよそメドをつけることができる。ただし、インターネットで表示されるのは公開情報なので、掲載できないような安い価格で店頭でのみ販売されるようなケースもごく稀にあることをお伝えしておく。
さらに、乗っているのがベーシックな軽自動車やコンパクトカーなら、あまり悩むことも少ないだろうが、SUVやミニバンの場合は少々心しておくべきことがある。それは、車両自体の特性として、車高や重心が高かったり、人や荷物を載せて重くなったり、車体形状のせいで横風の影響を受けやすかったりすることが挙げられる。
そのあたりを手当てしたSUVやミニバン専用タイヤを各メーカーも用意しているが、悩むのは、愛車のタイヤサイズが、普通の乗用車用タイヤと専用タイヤの両方がある場合だ。SUVは大径なケースが多いが、乗用車用が装着できるものも珍しくない。
専用タイヤなら、フラつきや偏摩耗が抑えられるという大きなメリットがあるので、迷ったら専用タイヤを選んでおくのはやぶさかではないが、価格が割高な上に、マッチングによっては乗り心地が硬くなったり、燃費が落ちたり、偏摩耗でなく減り自体が早い可能性がある。
そのあたりの情報も、WEBサイトの記事やユーザーの書き込みが参考になることは多い。ときには個人の偏った主観だったり、誤っていたりするものも見受けられなくないが、全体としてはもっともタイパ(=タイムパフォーマンスの意味)に優れたタイパ(=タイヤパフォーマンスの意味)の情報集方法といって過言ではない。
大前提として、タイヤで走りが大きく変わることをもっと認識すべきであることと、似ていても少なからず違うこと、さらにはクルマとのマッチングが非常に重要であることを、あらためて強調しておきたい。