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「点数のみ」で「反則金なし」の道交法違反がけっこうある! 守らせるためにも「厳罰化」が必要じゃないか? (2/2ページ)

「点数のみ」で「反則金なし」の道交法違反がけっこうある! 守らせるためにも「厳罰化」が必要じゃないか?

この記事をまとめると

■交通違反で捕まると度合いに応じて赤切符や青切符などの違反切符が切られる

■点数は引かれるが反則金を支払う必要のない違反だと告知票という白切符が切られる

■違反項目によって点数は引かれないが反則金は支払う違反も存在するので注意が必要

交通違反を犯せばその度合いに応じた処罰が下される

 交通違反を犯して、警察官に捕まるとその違反の度合いに応じて、赤切符、青切符などの違反切符が切られることになっている。赤切符は、一発免停コースまたは免許取り消しの悪質な違反。青切符は比較的軽微な違反で、違反点数+反則金のペナルティで済んでしまうもの。

 そのほかにもうひとつ、白切符がある。白切符は「告知票」と呼ばれており、反則金を納付する必要がない交通違反のときに手渡される。具体的には、シートベルト装着義務違反、チャイルドシート使用義務違反、乗車用ヘルメット着用義務違反などが白切符の対象。

 シートベルト装着義務違反は、文字どおりシートベルトの非装着時のペナルティ。運転席と助手席に関しては、一般道、高速道路を問わず、違反点数1点。後部座席は高速道路のみ違反点数1点で、一般道では口頭注意のみ。

 警察庁によると、罰則を強化するより広報啓発活動に重点を置いているとのことだが、一般道での後部座席のシートベルト非装着に対するペナルティがないために、いまだに一般道での後部座席でのシートベルトに関しては装着義務がない、と勘違いしている人が多いのは否めない。

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