クルマデートではコミュニケーションと気遣いが重要
また、「クルマがあると便利だけど密室だしふたりきりになるので、ある程度の関係性がないと遠慮したい」という反面、そもそもドライブデートはある程度の好意を持っていないと行くことがないので、「まわりの目を気にせずふたりの空間が楽しめて親密になれる」という意見は男性にとって心強い。
しかし、初めてのデートでは「気まずい空気が流れ、コミュ力が求められるので難しそう。大切なのはその空間に耐えられるかどうか」だそう。お互い黙っていてもその空間が気まずくならない関係で、かつ適度なコミュニケーションが必要というのはたしかにハードルが高い。
その限られた空間を共有するからこそ「運転すると人格が変わる人がいるので、その人となりを見るにはいいかもしれない」というシビアな意見も。「合流しようとするクルマを入れてあげるのか、あげないのか、にも性格が出ますよね」、「運転しながらほかのクルマに対して文句を言ったり舌打ちしたりする人は怖い」と、ドライバーを務める男性としては、日ごろ運転しているときから気を付けておかないと、デートのときに“うっかり”が出てしまう。
そのほか車種へのこだわりに関しては「どんなクルマを持っているのかにもよりますが、かっこいいクルマだったらすばらしい!」、「さすがに軽自動車だと辛いかもしれない。事故ったらと思うと……」と、やはりどんな車種でもOKというわけにはいかないらしい……。
最後にデートだからこその意見を紹介しておこう。「ガソリン代など1の位まで細かく割り勘を求めてくる男は嫌です」、「運転しているからといってガソリン代や高速代をほぼ払わされるのは勘弁して」という意見や「実際に運転してもらう立場になると、ガソリン代やクルマを出してくれているというところへの配慮はしないといけないというのは、それはそれで大変そう」、「ドライブデートで相手にずっと運転させるのは申し訳ない」という女性ならではの厳しさと優しさが感じられる言葉もあった。