10月7・8日のフォーミュラ・ドリフト・ジャパンにもやって来る
そして、冒頭でも紹介したように、トップカテゴリーへの参戦から、わずか3年目にして世界一の称号を手にしたのだが、彼のユニークなところは、ラリー競技だけでなく、ドリフト競技でも活躍していることだろう。
GRスープラを武器に、ヨーロッパを舞台に争われているドリフトマスターズ・ヨーロッパ選手権で活躍するほか、5月にはエビスサーキット西コースを舞台に開催されたフォーミュラ・ドリフトジャパン第2戦に参戦しており、GRカローラで圧倒的なマシンコントロールを披露。初出場ながら初優勝を獲得している。
さらに10月7〜8日は岡山国際サーキットを舞台に開催されるフォーミュラ・ドリフトジャパン第6戦に参戦する予定で、またしても国内外から多くの注目を集めることになりそうだ。
ちなみに、気になるパーソナリティに関していえば、カッレは見た目こそあどけなさが残る青年だが、やはりプロフェッショナルなドライバーで、取材に対して丁寧に対応。英語の拙い筆者の質問にもきちんと答えてくれるし、ファンに対するサービスも素晴らしい。
コースでは迫力あるドライビングを披露するが、ヘルメットを脱げばなかなかのジェントルマンであるだけに、そのギャップに数多くの人々が彼に魅了されるのだろう。
10月7〜8日に岡山国際サーキットで開催されるフォーミュラ・ドリフト・ジャパン第6戦に加えて、11月16〜19日には愛知県・岐阜県で開催されるWRC第13戦のラリー・ジャパンでも活躍が予想されている。この秋はカッレから目が離せなくなりそうだ。