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北米向けのクルマを日本に入れたら「まさかの」大ヒット! 日本車なのに輸入車のバカ売れモデル3選

北米向けのクルマを日本に入れたら「まさかの」大ヒット! 日本車なのに輸入車のバカ売れモデル3選

この記事をまとめると

■北米市場で人気のアコードが日本でも2024年春から販売されることが決まった

■もともと日本未導入の海外向けモデルが日本に輸入される例は過去にもある

■そうしたクルマのなかから大ヒットとなったモデルを紹介

逆輸入車ながら大成功!

 先日、新型のアコードが来春から日本でも販売されると発表があった。日本“でも”ということからもわかるように、すでに北米地域では販売されており、いまやアコードのメインは北米市場となっている。

 このような車種もいまでは珍しくなく、むしろ過去には北米地域向けにリリースされたものの、日本でも人気を集めたというモデルも存在しているのだ。

トヨタ FJクルーザー

 2003年にデトロイトで開催された北米国際オートショーにコンセプトカーとして出展されたFJクルーザーは、その名のとおりFJ40型のランドクルーザーを模したレトロスタイルのSUVとして、北米市場をメインに開発されたモデル。

 2006年から北米での販売がスタートすると、そのレトロなスタイルが日本でも話題となり、並行輸入として多くの台数が日本に輸入されることとなった。

 それを見たトヨタは2010年12月から日本国内でも正規販売をスタートさせ、2018年1月まで販売される息の長いロングセラーモデルとなったのである。

ホンダ・アコードワゴン

 冒頭でもお伝えしたように、アコードは北米地域で人気を集めているもモデルとなっており、ホンダとして初めて北米で現地生産を始めたのもアコードというほど、アメリカ市場では重要なモデルだ。

 そんなアコードの4代目をベースに作られたステーションワゴンモデルは、開発こそ日本であったものの、北米で生産され現地のユーザーをターゲットにしていたが、1991年に日本に導入されると、折からのRVブームとスタイリッシュなスタイルが受けて大ヒットとなった。

 なお、このアコードワゴンは日本向けに右ハンドル化がなされていたが、それよりも前に日本へ輸入販売がなされていたアコードクーペ(3代目アコードがベース)は左ハンドルのまま販売されていた。

トヨタ RAV4

 元々は乗用車をベースとし、扱いやすい5ナンバーサイズのクロスオーバーSUVの元祖として1994年から販売されていたRAV4だが、代を重ねる毎に北米地域での人気が高まり、ボディサイズや搭載エンジンが大型化。

 結局、2016年夏に日本国内での販売を終了し、4代目モデルは海外専売モデルに生まれ変わったのだが、2018年11月から北米地域で販売が開始された5代目モデルは、およそ半年遅れの2019年4月から日本でも販売を再開すると、瞬く間に人気モデルとなった。

 日本での販売から4年が経過した現在でもその人気は衰えることはなく、折からのクロスオーバーSUVブームも相まって、若いユーザーからファミリー層、カスタマイズベースにする人などさまざまなユーザーから支持を集めているのだ。

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