この記事をまとめると
■ホンダが2024年春に発売予定の軽商用EV「N-VAN e:」に関する情報をホームページで公開
■N-VAN e:はN-VANのスタイリングと商用車としての積載性や広い荷室を継承
■「ジャパンモビリティショー2023」にN-VAN e:プロトタイプを展示予定
2050年カーボンニュートラル実現に向けたホンダの切込隊長
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2030年には販売するすべてのモデルを、ハイブリッド車を含めて100%電動車とすることを目指しているホンダは、2024年春には軽商用EVを発売する計画であることも明かしている。
そしてこの度、新型軽商用EV「N-VAN e:」に関する情報がホームページで先行公開された。
N-VAN e:は、N-VANの特徴である商用車としての積載性や広い荷室を、誰もが運転しやすパッケージングで提供するEVになるという。荷室のフロア下に搭載するバッテリーを薄型化し、床をフラットで低く天井を高くすることで、広くて大容量な荷室空間を実現する。
また、助手席からリヤシートまでをフラットにすれば、長尺の荷物を積むことも可能となっており、さらに、助手席側のセンターピラーを無くした大開口なスライドドアによって、横からも大小さまざまな荷物の積み下ろしができるようになっている。
※写真はガソリンモデルのN-VAN
エクステリアは完全に従来のN-VANのデザインを踏襲。使用済み自動車のバンパーをリサイクルした「バンパーリサイクル材」をフロントグリルに使用するなど、ホンダが掲げる環境負荷ゼロ社会実現に向けた姿勢を示しているのも特徴だ。
インテリアは、使いやすいスクエアな空間やニーズに合わせてフレキシブルに使える収納、エアコン操作部やシフトポジションスイッチなどの機能をドライバー席側に集中配置するなど、徹底的に利便性も追求されている。