ショーを成功に導く鍵は「輸入車」にあり! 欧米はもちろん「中韓のクルマ」も積極的に扱うのが吉 (2/2ページ)

今後は中国や韓国メーカーも積極的に入れるべきだ

 また、これはなかなかリスクがあるが、韓国ヒョンデと起亜自動車の日本未発売も含む最新型車をとにかく多く展示したり、中国メーカーにも日本ですでに販売しているBYD以外の複数メーカーが参考出品という形で参加してもらえば、来場者のなかで感度の良い人は注目して来場してもらえるかもしれない。

 また、輸入車では納期遅延という事態はすでにほぼ発生していないので、「納期は短いです」そして「ローン金利も低めですよ」などと販売促進活動も積極的に行えば、輸入車ファンを増やすことにも貢献できるはずである。

 若者のクルマ離れや、世の中のクルマへの興味が薄れているなどといわれているが、輸入車に限っていえば、わざわざ日本で日本メーカー車以外に興味を示し購入を検討するのなら、少なくとも一般的な日本車ユーザーよりはクルマへの興味はあるだろう。また、客寄せパンダでスーパーカーや超高級車も展示すれば、イベントとしても成功するポテンシャルは秘めている。

 日本全体が内向き社会となり、海外の動きに無頓着になっているといわれている。今後は韓国や中国など東アジア系メーカーが日本でもラインアップを増やしてくれば、「輸入車=高級車」という固定観念も崩壊していくことになるので、輸入車はいま以上に面白くなるポテンシャルを持っているといえるだろう。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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