本コースでのデモラン以外にも見どころが盛り沢山
その後、コースでは3時間の「ECOマツ耐」レースを実施。今回が初開催となる同レースは、無給油で3時間を走りきるというもので、速さだけでなく燃費も考慮して走行しなければならないというもの。レースにはロードスターやRX-7などのスポーツモデルのほか、アテンザやCX-8、キャロルなど、バラエティに富んだ車種が参加していた。
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このレースに参戦した「Fファクトリーエスエー商事ロードスター」で参戦し、クラス6位入賞を果たした島崎徹さんは、「メンバーが富士の本コースに慣れていなかったり、燃料のマネジメントなど、課題は多かったですが、普段のマツ耐とは違う楽しみがあり、また開催されるならぜひ参加したいですね」と話してくれた。
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このようにサーキットコースだけでも盛りだくさんなコンテンツが行われていたマツダファンフェスタだが、ピットビルの屋上では、RCカーの体験ブースやグランツーリスモ7を使用したレース体験会、マツダのデザインや走りを支える技術の展示と、ものづくり体験コーナーなど、参加者が実際に体験することができるコーナーも多数用意されていた。
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また、今後サービス開始を予定しているFD型RX-7のレストアサービスに向けて、トライアルを行っている車両の展示や復刻パーツも展示。こちらの詳細については盛りだくさんとなってしまったので、別途ご紹介したい。
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そしてメインステージでは、スーパー耐久を舞台にカーボンニュートラル実現に向けて共闘をしているマツダの前田育男氏とトヨタの高橋智也氏、スバルの本井雅人氏というメーカーの垣根を超えたコラボレーショントークショーも実施。
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当日も787Bのドライバーを務めたミスタール・マン、寺田陽次郎氏のトークショー、先日発表されたばかりのMX-30ロータリーEVの主査、上藤和佳子氏とロータリーエンジンの匠である横尾健志氏、清水律治氏両名のトークショーなども実施された。
MX-30ロータリーEVの主査である上藤和佳子氏とロータリーエンジンの匠である横尾健志氏と清水律治氏のトークショー画像はこちら
このほかピット前にはマツダ車を得意とするカスタムパーツメーカーや全国のマツダ販売会社のブースなどが多数出展していたほか、マツダのお膝元である広島にゆかりのある出展者ブースなどこちらも盛りだくさん。
参加者からは「1日ではまわりきれない」という嬉しい悲鳴も聞かれたほどで、いまから次回の開催が待ち遠しいファンイベントとなった。