200mm以上あれば狭さはまったく感じない!
6位 三菱アウトランダー/マツダCX-8
ある意味、これ1台あればオールラウンダーとして大活躍してくれるのが、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーのテクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー受賞のアウトランダーだ。PHEVのみの展開で、三菱自慢のオールラウンダーな走破性の高さはもちろん、ガソリン満タン、満充電で約1000キロを走破できる足の長さ、AC100V/1500Wコンセントによって災害時の電源供給車になる頼もしさも大きな魅力。後席(2列目席)のニースペースは最大250mmだ。また、3列シートSUVのマツダCX-8も250mmである。
7位 ホンダZR-V/トヨタC-HR
6位の250mmとほぼ同じと言っていい245mmの後席ニースペースを持つのがホンダ最新のSUV、ZR-Vと、すでに生産が終了しているトヨタC-HRだ。とくにZR-Vはフラットフロアや前方見通し性の良さもあって、数値以上の広々さを感じさせる後席と言っていい。
8位 日産エクストレイル
8位は2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーのテクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー受賞の日産エクストレイルの235mm。3気筒VCターボエンジン、第二世代e-POWER、電動駆動4輪制御技術のe-4ORCEといった日産渾身の先進技術がテンコ盛りであるだけでなく、走行性能や快適性も文句なし。ちなみに。日産・三菱・ルノーのアライアンスによるCMF-C/Dモジュラープラットフォームはアウトランダーと共通だ。
9位 スバル・フォレスター
先に後席ニースペースが200mm以上あると、かなりゆったりと寛げると説明したが、フォレスターの230mmでも足もとは広々。ちなみにアウトバックは220mmで、ほぼ同等の後席ニースペースがあると言っていい。
10位 スバル・クロストレック/トヨタRAV4/トヨタ・ハリアー
後席ニースペース200mmを身長172cmの筆者のドライビングポジション、筆者の着座でギリギリにクリアしているのが、210mmのクロストレック、200mmのRAV4、ハリアーだ。実際、筆者が後席に着座しても、広すぎることはないにしても、足もとが狭い……という感覚など皆無。ボディサイズ的にはクロストレックの後席ニースペースに対するがんばり!? がうれしい。CX-5、エクリプスクロスは190mmだが、ほぼ10位と言っていいだろう。
以下、カローラクロス160mm、CX-30 130mm、ロッキー&ライズ120mm、ヤリスクロス115mmと続く……。(※繰り返しますが、計測していない車種はこのランキングに含まれていません。ご了承を)