走りの面も大幅アップデート サスペンションもアップデートされており、スポーティでありながらプレミアムSUVに相応しい上質な走りも高次元で実現しているとのこと。
なお、さらに高みを目指すユーザーへ向け、オプションで連続可変アダプティブダンピングシステムを備えた電子制御式エアサスペンション(アダプティブエアサスペンションまたはSQ8 TFSIに標準装備されるアダプティブエアサスペンションスポーツ)を選択することもできる。
さらに、オプションのオールホイールステアリング(SQ8 TFSIに標準装備)も選択可能となっており、これを洗濯すると、低速では後輪は前輪とは逆位相に最大5度ステアリングを切る制御が入る。これにより、回転半径が最大1メートル減少し、狭い道での取りまわし性が向上する。大型なボディなので、ぜひ選びたい装備だ。
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その一方で、高速走行時には、後輪が前輪と同位相にきるために、快適性と車線変更時の安定性が向上する効果もある。
エンジンラインアップは、45 TDI quattro(複合モードにおける燃料消費量:8.9~8.0L/100km、複合モードにおけるCO2 排出量:232~210g/km)を筆頭としている。この3リッター ディーゼルエンジンは、最高出力231馬力、最大トルクは500Nm/1,500~3,000rpmを発生。Audi Q8 45 TDI(複合モードにおける燃料消費量:8.9~8.0L/100km、複合モードにおけるCO2 排出量:232~210g/km)は、0~100km/hを7.1秒で加速、最高速度は226km/hだ。
このエンジンに続くのが、50 TDI quattro(複合モードにおける燃料消費量:8.9~8.0L/100km、複合モードにおけるCO2 排出量:232~210g/km)。さらにパワフルなこのバージョンは、最高出力286馬力、最大トルク600Nmを発生。このモデルだと、0~100km/hを6.1秒で加速、最高速度は241km/hとしている。
Audi Q8 55 TFSI(複合モードにおける燃料消費量:12.8~12.0L/100km、複合モードにおけるCO2 排出量:291~272g/km)は、最高出力340馬力を発生する3リッター直噴6気筒ガソリンエンジンを搭載。最大トルク500Nmは、1370~4500rpmの幅広い回転域で発生するのが特徴で、このターボチャージャー付きガソリンエンジンを搭載するAudi Q8は、0~100km/hを5.6秒で加速、最高速度は250km/hとし、リミッター制御が入る。
Audi Q8に搭載されるすべてのV6エンジンは、8速ティプトロニック、quattroフルタイム4輪駆動、マイルドハイブリッドシステムという構成になる。マイルドハイブリッドシステムは、100km走行あたり最大0.5リットルの燃料を節約するスペックを有しているとのこと。
ちなみに、さらにスポーツ色の強い最強スペックを有する SQ8 TFSIも今回登場する。
ベースモデルのモデルチェンジにあわせて新しいデザインのスポイラー、スポーティな外観のフロントアンダーライドガード、リヤディフューザーなどを一新している。
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SQ8 TFSI(複合モードにおける燃料消費量:12.8~12.0L/100km、複合モードにおけるCO2 排出量:291~272g/km)が搭載するエンジンは、最高出力507馬力、最大トルク770Nmを発生する4.0 TFSIが搭載され、る8速ティプトロニックとquattroフルタイム4輪駆動システムが組み合わせられる。これは、大きな車体にも関わらず、0~100km/hをわずか4.1秒で済ませるスペックを有しているとのこと。
なお、気筒休止システムも備えているので、燃費にも貢献するパワーユニットになっているのが特徴だ。このスペックをきちんと発揮するために専用のサスペンションを開発しているほか、伝家の宝刀であるquattroフルタイム4輪駆動システムも最適化され、コーナリング性能もより向上している。
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足元は、21インチホイールと285/45タイヤを標準装備。また、オプションで21インチおよび22インチホイールに加えて、特別にデザインされた、SQ8 TFSI専用の新しい23インチアロイホイールも設定される。
国内への導入時期や価格などは未定だが、プレミアム&スポーティなSUVを検討しているユーザーは、候補の1台にしてみてはいかがだろうか。