ちょっとシチュエーションを変えるだけで映える!
3つめは、薄暗い場所や曇りの日の撮影だととくに効果的な、ポジションランプやサイドマーカーを点灯して撮影すること。ヘッドライト全体を点灯するのは、夜間はもちろん、倉庫やガレージのような建物のなかなどでも効果的な演出です。
夜間では、街頭などの愛車の上から光が当たる場所に停めてみると、ボディの陰影が浮かび上がって、昼間とはちがうちょっと妖艶な写真が撮れるので試してみましょう。
4つめは、雨上がりに大きな水溜りを見つけたときがチャンス。水溜りの上に停めたり、真横に停めたりすることで、鏡のように水面に移る愛車や景色を効果的に使うリフレクション撮影をしてみましょう。
雨上がりの澄んだ青空や、夕暮れ時、夜景などと一緒に愛車を写すことで、ちょっと幻想的で素敵な写真を撮ることができます。
5つめは、歩道橋や階段、建物などの高いところから、愛車を撮影してみましょう。ルーフが見える角度になることで、いつも見ている愛車とはちがった、立体的な写真が撮れるはずです。
また逆に、地面スレスレの低い位置から愛車を撮ると、高さが出てダイナミックな迫力ある写真が撮れるようになります。
6つめは、愛車のこだわりのポイントを強調する写真を撮るために、小物を活用するのもひとつの手。たとえば、低くした車高が自慢なら、缶ジュースや缶コーヒーなど誰もが大きさを想像できるものを近くに置いて撮影することで、「そんなに低いんだ!」とストレートに伝えることができます。
バックゲートを開けて、その横に自転車などを置いてみたり、オープンカーなら助手席に大きなぬいぐるみを置いてみたり。自分だけのアイディアでトライしてみましょう。クラシックカーなら、リトラクタブルヘッドライトを片目だけあげてみるなど、愛車にしかできない小技を使うのもいいですね。
7つめは、人物と愛車を撮りたいときに、ただ愛車の真横に立つのではなく、ドアから降りる途中を撮ってみたり、ラゲッジがあるならバックゲートを開けてそこに座ってみたり。
景色のよいところなら、愛車を手前に置いて、そこから奥に向かって歩いていく後ろ姿を入れたり、車内からフロントガラス越しに景色と人物を撮ってみたりすると、ドラマティックな1枚が生まれるかもしれません。
ということで、最近はSNSで愛車の映え写真をみんなに見てもらう機会も多いですから、1枚1枚こだわって愛車をカッコよく撮ってあげたいですね。