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好みの「図柄ナンバー」を付けたい! 気持ちはわかるけど住所と別エリアの「ご当地ナンバー」は違法になるので要注意

好みの「図柄ナンバー」を付けたい! 気持ちはわかるけど住所と別エリアの「ご当地ナンバー」は違法になるので要注意

この記事をまとめると

■ご当地ナンバーの人気が高まっており毎年全国で増えてきている

■ナンバーの管轄エリアに住んでいないとご当地ナンバーは原則つけることができない

■かつて人気のナンバーをつけるために車庫飛ばしをする人もいたが違反行為だ

ご当地ナンバーを手に入れる方法はあるのか

 ご当地ナンバーがブームになりつつあるのか、どんどんと全国に広がっている。地名部分だけでなく、図柄が入ったものも増えていて、とくに後者は地域や関係のあるキャラクターなど、個性豊かで見ていても面白いし、クルマのドレスアップとしても、付けるとイメージが変わるなどの効果がある。

 そこで思うのが、「そのナンバーの地域に住んでいないと、ご当地ナンバーは付けられないのか?」ということ。簡単に言ってしまえば、好みのナンバーを自由に付けられないかということになるのだが、結論から言うと、法律的にダメ。クルマのナンバーは使用する本拠地に基づくものなので、その管轄のエリアに住んでいるか、社用車であれば会社のある場所に紐づいていることになる。しかも保管場所は半径2km以内とされている。

 無理に付けようとすると、住民票を一瞬だけ移動させて、ナンバーを付けたら元に戻すと言った違法行為をすることになる。バブルの頃には異性にモテるということで、品川ナンバーや横浜ナンバーが人気だったが、ゆえにけっこう行われていて、「車庫飛ばし」と呼ばれていた。

 現在、無理してお気に入りのご当地ナンバーを付けるとこの車庫飛ばし行為にあたり、発覚した場合は最大20万円の罰金が課せられる。ちなみに、引っ越しをした場合、2週間以内に変更の手続きをしないと、結果として車庫飛ばしになるので注意が必要だ。

 どうしてもご当地ナンバーを付けたい場合は、本気で当該エリアに引っ越しをするしかないのが実際のところ。逆を言えば、そこまでしないと付けられないゆえに価値があるとも言えるだろう。

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