この記事をまとめると
■ジャガー「I-PACE」がマイナーチェンジを発表
■2018年の発表以来初の改良となっている
■グレード整理も行われ1グレードのみの展開となるほか、オンライン限定販売になる。
グレードを整理してオンライン限定で受注がスタート
いまでこそ電気自動車は珍しい存在ではなくなったが、それはここ2〜3年の話。2020年頃から国内メーカーをはじめ、海外ブランドからも続々と電気自動車が発表され、今日に至る。
しかし、イギリスを代表する自動車ブランドであるジャガーに関しては、まだまだ電気自動車が少なかった頃にいち早くラインアップに掲げていた。それも当時としてはかなり珍しいSUVモデルでもあったのだ。
それが、2018年に登場したジャガー「I-PACE」だ。今回、この「I-PACE」が登場以来なんと初となるマイナーチェンジを敢行した。改良が入りやすいクルマの世界にいて、5年経って初のマイナーチェンジとはこれまた珍しいケースだ。
改良された点は、エクステリアにフロントシールドとグラファイトアトラスマットフィニッシュのフロントチークを採用し、電気自動車らしいエレクトロニックなデザインを実現。より洗練されたスタイリッシュなエクステリアとなった。
また、2024年モデルからは、1グレードの展開のみとなり、段階的に販売モデルを追加、変更していくとしている。今回発表された第1弾は、グレードは「R-DYNAMIC HSE」のみで、エクステリアカラーにはアイガーグレイ(サテン)、サントリーニブラック、オストゥーニパールホワイトの3色を設定。インテリアにはエボニーを組み合わせている。
なので、今後より魅力的なモデルが出てくる可能性もありえるので、検討中のユーザーは狙いどころが難しいかもしれない。
また、このマイナーチェンジと同時に、「I-PACE」はオンライン限定販売というシステムとなった。
これにより、ユーザーの手続きをサポートする、「JAGUAR I-PACEクライアントアドバイザー」というコールセンターを新設。ユーザーの不安や疑問質問に対応する窓口としている。
価格は1517万1000〜1623万8000円(1グレード展開だが選択する装備によって異なる)。
あまり人と被らないモデルなので、プレミアムブランドということもあり少々値は張るが、選択する価値がある1台ではないだろうか。