最新機能が盛りだくさん!
3つ目は、車内をお気に入りのアロマの香りで満たしたいという人におすすめなのが、アルパインがカーナビの機能のひとつとしてアロマを取り入れた、ビルトインタイプのカーアロマ。
車種は限定されてしまいますが、センターアッパーボックスにカーアロマを装着すると、カーナビ画面のタッチ操作でアロマの噴霧をオン、オフできたり、噴霧時間を設定したりできるようになっています。
車内のアロマディフューザーというと、電源ソケットに差し込んだり、USBで繋いで使うものがほとんどで、見た目にはちょっとスッキリしないし、ドリンクホルダーなどが塞がってしまって邪魔、という感じが多かったのですが、これはとってもスマートだし便利。アロマの香りは多彩に用意されているので、本体に装填することで、気分によって香りを変えることも可能です。
4つ目は、ドライバーが見ているフロントガラスからの景色が、そのまま別の場所にいる人と一緒に見られるという、新世代の機能となる「ドライブコミュニケーション」が、パイオニアのNP1で体験できます。これは、NP1のカメラが映し出す映像を特定の人のスマホで共有できるので、助手席で一緒に見ているような感覚。
たとえば、初めて訪ねる知人の家などに行くときに、わかりにくい交差点を一緒に見ながら「そこを左」などと教えてもらうことができたり、病気で一緒に行けなくなってしまった家族に、ドライブ中の絶景を見せてあげることなども可能。アイデア次第でいろんな使い方ができると思います。しかも、「NP1、写真を撮って」と話しかけると、その瞬間の前方や車内の写真、短い動画なども保存してくれる機能があるので、思い出としても残せていいですね。
5つ目は、旅の写真集をみたり、絵本を眺めたり、建物のミニチュアなどが好きな人にはぜひ見てもらいたい、最新の楽ナビの地図表示。全国各地の特徴的な建物、例えば東京駅やスカイツリー、京都の金閣寺などを立体的なリアルな表示で見ることができます。
これは、ほとんど道路の線しか表示されないスマホアプリのナビと決定的に異なるところでもありますね。開発チームのデザイナーさんがひとつひとつドライブを楽しんでもらうためにデザインしたという、想いのこもった地図表示。出かけるたびに、ここはどんなふうに表示されるかなと見るのがワクワクするのではないでしょうか。
ということで、まだまだスマホアプリには負けないぞと、すごい機能が続々と登場するカーナビの世界。これからも注目していきたいところです。