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この見た目なのに公道走行できる! 「総カーボンボディ」「800馬力超え」の最速マスタングが強烈すぎる (1/2ページ)

この見た目なのに公道走行できる! 「総カーボンボディ」「800馬力超え」の最速マスタングが強烈すぎる

この記事をまとめると

フォードが史上最速のロードゴーイングマスタングとして「マスタングGTD」を販売予定

マスタングGTDは公道走行可能なレーシングカーとして開発された

■注目の価格は30万ドル(邦貨換算約4350万円)とされるがコストパフォーマンスは高い

ニュル北コース7分切りを目指す

 フォード史上、最強最速のロードゴーイングマスタングの誕生だ。2025年モデルとして2024年には発表される予定となっているそのモデルの名は「マスタングGTD」。チーフエンジニアを務めるグレッグ・グドール氏によれば、それはニュルブルクリンクのノルドシュライフェで、7分以下という驚異的なラップタイムを記録するパフォーマンスを秘めたモデルであるという。

 そもそもこのGTDは、マスタングがFIA GT3レギュレーションに参戦を予定するIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権、そのGTDクラスをネーミングの由来としている。開発パートナーにはフォードGTでも実績を持つ、カナダのマルチマティック社がこれに加わる。

 フォードの社長兼CEOであるジム・ファーリー氏は、このマスタングGTDに対してこうコメントした。

「これは私たちにとって新しいアプローチだ。我々はサーキットに投じるためのロードカーを開発したのではなく、公道用のレーシングカーを開発したのだ。マスタングGTDは、ベースとなったマスタングGT3からレーシングテクノロジーを抽出し、カーボンファイバー製のマスタングのボディでそれを包み込み、ストリート向けに解き放つものである」

 マスタングGTDが放つアピアランスは、確かにこれまでのマスタングシリーズとは大きく異なる。油圧制御式のフロントストラップ、フロントスプリッター、エアインテーク付きのボンネットフード、大型アウトレットを備えるフロントフェンダー、そして油圧制御式のアクティブ・リヤウイングなどのディテールは、すべてがベストなエアロダイナミクスを得るために採用されたものだ。

 ボディパネルはほぼすべてがカーボンファイバー製となる。

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