アクティビティごとの専用のキャリアも多数!
自転車やカヤック
ルーフボックスが使えなくとも、いまでは自転車やカヤックといったアクティビティごとに専用のキャリアが数多く存在しています。とりわけステーションワゴンはそうしたキャリアを装着して、ロードレーサーやシーカヤックといった人目を惹くような道具を積んでいることが多いような気がします。これが背の高いSUVだったりすると、道具を屋根まで上げるのにもひと苦労があるわけで、軽量なカーボンカヤックだったりしても大人ひとりで積むのは大変ではないかと。
ですが、ランクル(J40)に乗っていた自転車のプロレーサーに言わせると「ラダーなんか使ってたらダサい。ボンネットの上に乗って屋根に載せればいい」とワイルドなんだかずぼらなんだかわからないコメント。
ともあれ、SUVよりはステーションワゴンのほうが「プロチーム」かのような雰囲気も漂います。また、SUVより全高が低いことに加え、ルーフの前後長が長いという利点は自転車やカヤック以外の可能性もあるのではないでしょうか。
番外編
法制度が緩いのか、海外のシーンを見ているとルーフの上にとんでもないものを載せているのを見かけます。たとえば、リビングにあるようなソファ(笑)。たしかにトロフワな乗り心地で、爽快感&開放感にあふれてはいるでしょうが、スタントマン向けにほかなりません。
また、沖縄で有名な「屋根に芝生が生えてるクルマ」というのもあります。どうやら、当初は芝生だったものが、ほかの苗木やら緑を追加していった結果、いまでは屋根の上が植物園のようになっているとか。エコに寄り添う気持ちが感じられて、ある意味ステキなルーフ庭園かと(笑)。
それから、「クルマの屋根に何人乗れるか」というのもいまだにビックリドッキリ映像で出てきます。インドあたりでは電車の屋根に大勢乗ってたりしますが、あちらはともかく、日本ではむろん違法となるのでくれぐれも無茶はなさらないでくださいね。