低いは正義! 掛け値なしにカッコイイ!! 日本車の「全高低いランキング」を調べてみた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スポーティなスタイルや走行性能のために低さにこだわっているモデルがある

■国産車の現行モデルのなかで全高の低さを比べた

■ベスト5はすべて日本を代表するスポーツカーとなった

4位と5位はトヨタと日産を代表するフラッグシップスポーツカー

 全高が低いクルマというと、やっぱりいちばんに思い浮かべるのはスポーツカー。昔は低ければ低いほどカッコイイという風潮があったので、それこそヒップポイントも地面スレスレかと思うほどに低く、公道を走るフォーミュラカーとも言われたケーターハム・スーパーセブンの全高は1115mmという低さ。

 でもだんだんと、安全性の確保などのために車体が大きく、厚みを増してきているので、なかなか昔のように低いクルマというのは見られなくなりましたが、それでも、スポーティなスタイルや走行性能を実現するために、低さにこだわっているモデルもあります。

 今回は、現行の日本車でどれがいちばん全高が低いのか、トップ5を発表したいと思います。

 まず第5位は、全高1315mm。おそらくこれが純ガソリンモデルとしては最後になりそうな、伝統あるスポーツカー、日産フェアレディZ。7代目のモデルになります。

 初代へのオマージュがふんだんに盛り込まれつつ、しっかりと先進的なイメージをまとったデザインは、どこから見てもスタイリッシュ。エンジンは3リッターのV6ツインターボで、9速ATと6速MTがあり、最高出力405馬力/最大トルク475Nmのパフォーマンスを秘めています。

 路面との接地性が高く、吸い付くようなコーナリングを見せるフェアレディZ。空力性能もしっかり考えられているのでしょう。

 続いて第4位は、全高1295mm。往年の名で復活したトヨタのスポーツカー、スープラです。BMWのZ4と兄弟車にあたり、BMW製の3リッター直6ターボエンジンを搭載。当初は8速ATのみでしたが、限定で6速MTも追加発売されています。

 マイナーチェンジでシャシーのチューニングを施し、ハンドリング性能と乗り心地の両立をはかったというように、その気になればサーキット走行も楽しめつつ、普段は大人っぽく走れるスポーツカーに仕上げられています。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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