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「ミニバンを選ばない男はクズ!」の声まである時代! 「クルマ好き欲」が満たせないミニバン乗り男性に送る150万円以下のセカンドカー候補7台 (1/2ページ)

「ミニバンを選ばない男はクズ!」の声まである時代! 「クルマ好き欲」が満たせないミニバン乗り男性に送る150万円以下のセカンドカー候補7台

この記事をまとめると

■SNSで「欲しいクルマにミニバンを選ばない男はクズ!」という話題が出た

■実際子育て世代は否応なしにミニバンを選ぶ人も多い

■ミニバンに物足りなさを感じている男性諸兄にオススメの150万円以下のセカンドカー候補を紹介

ミニバンを買わされても諦めるのはまだ早い!

 少し前にあるSNSで話題となったことがあります。

 婚活中の女性にとって、クルマ好きの男性は厄介がられる存在であり、未来の旦那さん候補の人を見極める際「いい旦那さんになるかどうかわかる簡単な質問」として『子どもが生まれたらどんなクルマが欲しいか聞いてみて! そこでミニバンと即答できない男はクズ男確定(原文ママ)』という書き込みです。

 まったくもって身も蓋もない言いまわしではありますが、子育て世代にとって「両側電動スライドドアは必須アイテム」だと感じる場面は非常に多いことも事実ではあります。狭い駐車場で子どもと大量の荷物を抱えてドアを開けるとき、両家の親を乗せるとき……などなど。

 クルマ選びの際にこの装備を最優先事項に挙げた時点で、セダンやクーペはもちろん、巷で大人気のSUVも全滅です。そうなると、残された選択肢はミニバンか、ハイトール軽ワゴンくらいしかないのです。冒頭の質問は、子育てをしてみるといずれ直面する問題であり、同時に多くのクルマ好きにとってある種の「踏み絵」です。

 独身時代をともに駆け抜けてきた愛車に別れを告げ「家族のために」ミニバンに乗り換えたお父さんもいることでしょう。たしかに便利だし、室内は広くて快適だけど、どこか物足りない……。

 飲みに行く回数を減らす、お昼は自分で弁当を作って職場に持参する……など、ちょっとの我慢で自分のためだけのセカンドカーを手に入れたい。そんな想いと願いを込めて7車種をピックアップしました。

 予算青天井という方は限られると思われるので、今回は「車両本体価格150万円以下」「比較的維持費が安価」「修理時に部品供給の心配が少ない」の3つの条件を加えています。

※この情報は2023年8月25日現在のものです

1)トヨタ 86(初代)/スバル BRZ(初代)

トヨタ 86(初代)
・デビュー年:2012年4月
・中古車の平均価格:平均価格:174.2万円
・中古車の価格帯:価格帯:45.8万~840.0万円

スバル BRZ(初代)
・デビュー年:2012年3月
・中古車の平均価格:平均価格:169.9万円
・中古車の価格帯:価格帯:59.8万~448.0万円

 このテーマで、トヨタ 86(初代)とスバル BRZ(初代)を取り上げないわけにはいかないでしょう。まさに令和のハチロク(デビューは平成ですが)、20年後に「もう1度乗りたい名車○選」といった記事があるとしたら、間違いなくエントリーしているであろうトヨタ&スバルの良心ともいえるクルマです。「車両本体価格150万円以下」で括ると、MTでは走行距離が5万〜10万キロ以内の個体が多いので、もう少し予算をあげるか、選択肢が豊富なATを選んで楽しむか? 夜な夜な中古車検索サイトをチェックするのも楽しみのひとつです。

2)スズキ・スイフトスポーツ(現行)

・デビュー年:2016年2月
・中古車の平均価格:141.9万円(全グレード)
・中古車の価格帯:94.8万~350.0万円

 2ドアクーペはちょっとカドが立つし、できれば4枚ドアで運転を楽しみたい……となれば、スイフトスポーツ(現行)は外せません。何しろ現行モデルです。多くの旧車オーナーが日々、悩んでいる純正部品の供給問題を心配する必要はほぼありません。タマ数も豊富です。「車両本体価格150万円以下」で、6速MT、走行距離5万キロ以下の個体を探すこともできます。いざとなれば家族4人で移動できます。アフターパーツも豊富で、自分好みにカスタマイズすることもできます。まさに夢が膨らむ1台。こういったクルマ、ホント減りましたよね……。

3)マツダ・ロードスター(3代目)

・デビュー年:2005年8月
・中古車の平均価格:108.9万円
・中古車の価格帯:28.0万~325.0万円

 現行モデルが気になる方もいると思いますが、車両本体価格150万円以下とすると過走行や修復歴ありの個体が多く、そもそも選択肢自体がかなり限られてきます。初代モデルや2代目ロードスターは生産終了からそれなりに年数が経過しているため、手に入れてからさまざまなトラブルや大がかりな修理に見舞われる可能性があります。相応のタマ数があり、部品の供給にも心配が少ない……。多くの絶版スポーツカーと同様に相場が上昇しかねないという点において、いまのうちに3代目ロードスターで至福のロードスターライフを堪能するのもアリです。

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