個性強めなクルマで日頃のストレスもぶっ飛ばせ!
4)ダイハツ・コペン(2代目)
・デビュー年:2014年6月
・中古車の平均価格:158.7万円
・中古車の価格帯:75.8万~289.9万円
できれば現行モデルで、なおかつ維持費も安く抑えたいし、運転を楽しみたい。こっそりドレスアップもしたい……。そんな欲張りなニーズを満たしてくれる数少ない選択肢のひとつがダイハツ・コペン(2代目)です。原稿執筆時の中古車の平均価格が158.7万円とのことで、まさにボリュームゾーン。高年式・低走行の中古車も狙えます。安い個体を手に入れて、ナイショでドレスアップするもよし、コンディション良好のクルマを選んでもよし。休日の早朝、ホンの1、2時間、屋根を開け放ちドライブを楽しんで、日々のストレスを解消してください!
5)スズキ・アルトワークス(8代目)
・デビュー年:2014年12月
・中古車の平均価格:57.9万円(全グレード)
・中古車の価格帯:59.0万~222.0万円
2021年12月にデビューした9代目となるスズキ・アルト。しかし、現行モデルのアルトには、スポーツグレードである「ワークス」は設定されていません。軽ホットハッチの雄であるアルトワークスを手に入れるのであれば、現時点では先代が最終モデルとなります。2ドアやオープンカーだと奥さまの稟議が通らないけれど、とりあえずドアが4枚あれば大丈夫!? といったお父さんの救世主(?)ともいえる存在。現行モデルのホンダN-ONE RSという手もありますが、中古車価格は200万円前後。値落するのはまだもう少し先のようです。
6)スバル レヴォーグ(初代)
・デビュー年:2014年6月
・中古車の平均価格:150.4万円
・中古車の価格帯:54.0万~339.8万円
たまの休日に家族もクルマを使うし自分も使いたい。でも家に置けるのは1台しかない。クルマも好きだけど、釣りやサーフィン、キャンプ、BBQ、食べ歩き、撮り鉄……など、ほかの趣味をお持ちのお父さんも多いはず。荷物が積めて、長距離の移動も苦にならない。いざというときには家族用にも使えるとなれば、スバル・レヴォーグ(初代)という選択肢もありです。中古車の平均価格が150.4万円と、まさにドストライクの1台です。そのほか、トヨタ・プロボックスバンやサクシードの中古車を手に入れ、自分好みにカスタマイズする楽しみ方もありそうです。
7)スズキ・エブリイワゴン(現行)
・デビュー年:2015年2月
・中古車の平均価格:160.1万円
・中古車の価格帯:34.5万~390万円
スポーツカーでのドライブは卒業、あるいは興味がない。でも、たくさん荷物が積めて、ときには車中泊ができるクルマが欲しい! となれば、スズキ・エブリイワゴンという手があります。軽キャンパーのベース車両としても人気が高いエブリイワゴンだけに、車内の広さは折り紙付き。奧さんとケンカして家を追い出されても、このクルマがあればひとまず寝泊まりできる場所は確保できます(笑)。車両本体価格150万円台であれば、うまくすればほぼ新車同様の登録済み未使用車が手に入るかもしれません。
まとめ:家族は大切。でも自分へのご褒美も大事?
都市部に住んでいる方であれば、駐車場は1台のみ、2台目以降は月極駐車場を借りなければならないというケースも多いでしょう。そうなるとセカンドカーを手に入れるとしてもハードルが高いことが予想されます。しかし、自宅の敷地内に空いている駐車スペースがあるとしたら……。勇気ある一歩を踏み出せる可能性はゼロではありません。ミニバンは嫌いじゃない。でも、家族のために自分の好みや理想を封印して頑張っているそこのお父さん!
必死にプレゼンして奥さま、昔の言いまわしで”大蔵省”から「お小遣いの範囲でできるなら好きにして」と言わせればしめたもの。自分のご褒美のために、急いで気になる個体が掲載されている中古車販売店に連絡をしてみてください。
最後に……。これは余談ですが「あれが欲しい、これもいいな」と妄想しているときって、至福のひとときですよね。