ハイパワーながら実用性も十分!
スバル・レヴォーグ(初代)
北米市場をメインターゲットとし、代を重ねるごとに肥大化してしまったレガシィツーリングワゴンの後釜として、日本の交通環境で使いやすいボディを纏って2014年に登場したレヴォーグ。
シンメトリカルAWDや水平対向エンジンなど、スバルのアイデンティティはしっかり踏襲しつつ、スポーティなツーリングワゴンとして全車直噴ターボエンジンを採用し、2リッターモデルは300馬力の最高出力を発生している。
まだまだ新しいモデルのような印象もあるが、すでにデビューから9年が経過し、2リッターモデルでも車両価格で100万円を切るものも増えてきているのだ。
ホンダ・エリシオン プレステージ
先日発表となった新型ヴェルファイアがターボエンジンを搭載したグレードを用意し、スポーティなフラッグシップミニバンとして話題を集めたが、それよりも15年以上早く300馬力を発生するエンジンを搭載したフラッグシップミニバンが存在していた。それが2006年にエリシオンに追加される形で登場したエリシオンプレステージだ。
このモデルは300馬力を発生する(2WDモデル)3.5リッターV6エンジンを搭載した最上級モデルとなっており、フロントマスクも堂々としたものに置き換えられていた。もちろん増大したパワーに合わせて18インチホイールや専用サスチューニングがおごられており、ホンダらしいスポーティな走りを楽しむことができるフラッグシップミニバンに仕上がっていた。
新車時は400万円に迫る価格だった同車も、いまでは中古車として販売されているほとんどの個体が100万円以下となっており、手ごろかつハイパワーなミニバンが欲しい人には選択肢に入れてみてもいいかもしれない。