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意外なクルマもランクイン! 日本車「ノッポさん」選手権を開催してみた (2/2ページ)

意外なクルマもランクイン! 日本車「ノッポさん」選手権を開催してみた

この記事をまとめると

■2023年8月現在の日本車における全高が高いクルマをランキング形式で紹介

■トップ5のなかには軽自動車もランクインしている

■ナンバー1になったのはトヨタと日産の超ロングセラーモデルであるあのクルマだった

まだまだ全高の高さを求めるユーザーも多い

 全高の高いクルマというと、すぐに思い浮かぶのは商用車やミニバンだと思います。ただ、地球環境のために燃費の良さがシビアに求められるようになり、自動車メーカーは空気抵抗を小さくするために、なるべく全高を低くするような開発が行われるようになってきました。それでも、荷物をたくさん積むためだったり、広い居住空間を確保するためなどで、まだまだ全高の高さを求めるユーザーもいます。2023年8月現在、いったい日本車のなかで全高が高いトップ5はどんな顔ぶれになるでしょうか。

 まずは、第5位。2022年にフルモデルチェンジしたMクラスミニバンで、超ロングスライドの広々スペースにオットマンやシートヒーター、大型テーブルまで装備された豪華な2列目シートが話題となった、トヨタ・ノア/ヴォクシーです。

 グレードによって差はあるものの、もっとも高い全高は1925mm。それを生かした室内は、天井の高さが約140cmもある大空間で、ゆったり過ごせる贅沢なリビングルームのようです。3列シートの7人乗りと8人乗りが用意されており、ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあります。

 ここまで高い全高でも、ハイブリッドモデルなら燃費が最高で23.4km/L(WLTCモード)と超優秀なところもすごいですね。

 次に第4位。2023年にフルモデルチェンジしたばかりの、日本が誇るラグジュアリーミニバン、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアです。

 わずか10mmの差ながら、弟分を上まわりました。先代だともう少し上を狙えたんですが、やはりプラットフォームを刷新したことや、空気抵抗低減をはかったところがあるのでしょうか、新型は全高が低められて1935mmとなっています。

 でもその室内空間は、「快適な移動の幸せ」を突き詰めて、高級サルーンにふさわしい振動・騒音対策がとられた上質なもの。たっぷりとしたレザーで包まれるようなシート、足をのばせる広大なスペース、至れり尽くせりの装備でおもてなしを受けることができるようになっています。現時点ではガソリンモデルとハイブリッドモデルのみですが、ゆくゆくはPHEVも登場する予定です。

 続いて第3位。ここでランクインしてきたのは、まさかの軽自動車、ホンダ・N-VANでした。+STYLE FUNという外観にもこだわったグレードで、1960mmを達成しています。

 基本的にはプロが使うためのいい道具感を大切にしたデザインのN-VANですが、+STYLE FUNはそこに丸目ヘッドライトのフレンドリーさや、カラーリングの楽しさなどをプラス。インテリアも機能性を追求したシンプルな作りで、とくに運転席以外のシートは簡易的な仕様となって、フルフラットにすることを優先しているため、荷物が積みやすい室内空間となっています。

 ホンダならではのパワフルなエンジンで、軽でも力強く走れるのも魅力のひとつです。

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