この記事をまとめると
■GRカローラの再販が決定した
■今回も抽選販売となり550台の限定となる予定だ
■締結剛性向上ボルトを採用したほか専用色を50台限定で用意している
GRカローラがパワーアップして再販売決定!
昨年、カローラスポーツにGRヤリスのパワートレインをベースとしたメカニズムを搭載した、ハイパフォーマンスカーが登場した。それが「GRカローラ」だ。
なかでも、5ドアハッチバックながらリヤシートの撤去やボディ補強、ハイグリップタイヤの搭載など徹底的に煮詰められた世界限定500台(日本では70台限定)のMORIZOエディションは大きな話題となった。一方で、通常モデルのGRカローラは500台限定の販売となっており、こちらもかなり高い倍率となっていた。
このとき、「再販はないのか?」「これっきりで終わりだから超レアなクルマになるに違いない!」など、さまざまな意見が飛んでいたが、今回そのGRカローラがパワーアップして再販されることとなった。
2回目の販売となるGRカローラは、スーパー耐久シリーズをはじめとしたさまざまなモータースポーツ現場での学びを生かした改良を実施し、さらにパフォーマンスに磨きがかかっているとのこと。ちなみに今回も限定販売で、現段階では550台の用意となるが、半導体不足が緩和の傾向にあるとのことで、販売台数を増加させる可能性があることもアナウンスされている。
そんな同車の改良点は以下だ。
1. 運転操作に対するダイレクト感の向上
シャシー部品を締結するボルトの一部に、締結剛性向上ボルトを採用。ステアリング操作に対する応答性と直進安定性を向上し、クルマとの一体感を進化。
締結剛性向上ボルトの種類と採用部位
・フランジにリブ形状を追加:フロントサスペンションメンバー×ステアリングギアボックス
・ボルト頭部サイズを拡幅:リヤサスペンションメンバー×ボディ
2. スタビリティの向上
フロントバンパーダクト形状を改善することでホイールハウス内の空気の流れを最適化し、操縦安定性を向上。
3. 新設定(限定色)の外板色・専用内装色
新設定(限定色)の外板色シアンメタリックに、専用内装色ブラック×ブルーを設定し、550台中50台限定で販売。
2023年8月23日13時30分から9月11日8時59分までWebで受付け、9月下旬より順次商談を開始するとしている。 販売の開始は2023年秋頃の予定だ。
気になる価格は「GRカローラ RZ」のみの設定で525万円となる。
前回の抽選で惜しくもハズレてしまった人、よりパワーアップしたモデルに乗り換えたい人など、興味のある人は是非抽選に参加してみてはいかがだろうか。