この記事をまとめると
■夏に実際に起こったクルマにまつわるちょっとした事件を紹介
■ボディカラーによっては注意が必要
■服装にも気配りをしたほうがいい
駐車したクルマが虫だらけに!
初めて買ったオープンカーはイエローのボディカラーがお気に入りでした。高原のグリーンや湖のブルーに映えるので、夏休みにも当然のごとく河口湖あたりへドライブに出かけたのです。ひとしきり走り、オシャレなレストランを見つけたのでひと休み。古いクルマで屋根の開け閉めが面倒だったし、店内から目に入るところが駐車場だったから、開けっぱなしでいいよね、と言ってお店に入りました。
美味しいランチをいただいて、おしゃべりにも花が咲き、2時間近く経ったでしょうか。さて、そろそろ行こうかと愛車に戻ってみると……。近づくにつれて、とんでもない数の黒い点々がボディについているではないですか。なんとそれは、蚊やアブ、蛾といった、黄色が大好きな虫たち! すっかり愛車のボディを気に入ってしまったようで、追い払っても追い払っても、またブンブンと飛んできてとまるのです。屋根を開け放っていたせいで、車内にもたくさん入り込んでおり、その光景はさながら大自然のなかにあるトイレのよう。背筋がゾゾッとしてしまったほどです。
仕方がないので、タオルでパンパンとおおかたを追い払った隙に乗り込み、とりあえず出発。車内でもしばらく虫たちと格闘し、足や腕を何ヵ所も蚊に刺されながら帰路についたのでした。黄色やオレンジ色などのボディカラーには虫が寄ってきやすいので、それ以来、夏でも駐車中に屋根や窓を開けるのはやめ、虫除けスプレーと虫刺され薬は必需品になりました。
さて、そのオープンカーはレザーシートだったのですが、虫のほかにも真夏に失敗したことが。まだ若かったこともあって、エアコンがなくても屋根を開けて走っていれば風が入ってきてけっこう涼しいな、なんて感じていたんです。長野まで2時間くらい走ったでしょうか。着いた〜とクルマを降りたら、同乗者が私を見てギョッとしているではないですか。
※写真はイメージ
なんだろうと思い、お手洗いに寄って鏡を見てガクゼン! 薄いブルーのトップスは脇から背中にかけて汗ジミで色が濃くなっており、グレーのパンツはお尻の辺りが「お漏らし」をしたように変色しているのです。ずっと風に当たっていたから汗なんてかいてないと思っていたのに、レザーシートと密接していた部分は暑かったんですね……。もう、そんな自分の姿を知ったら恥ずかしくてたまらず、翌日分の着替えを早くも投入。次からは、座面と背中に汗とり用のタオルを敷くようにして、洋服はなるべく汗をかいても目立たない、白や黒を選ぶようになりました。
※写真はイメージ
そんなわけで、夏ならではのやらかしドライブ。皆さまもどうかご注意を〜。