聖地の名前を冠した日本だけの限定車現る! ランドローバー・ディフェンダーに「EASTNOR DARK EDITION」が登場

この記事をまとめると

■ランドローバーのディフェンダーに日本限定のモデルが登場した

ランドローバーのテストコースがある街の名を冠したグレードとなっている

■2色展開で合計170台の限定販売となる

故郷である英国「EASTNOR」を名に持つ特別仕様車が登場

 ランドローバーといえば、英国が世界に誇る4WD専門メーカーとして、世界中で高い評価を得ている。また、イギリス王室の関係者も愛用しており、文字通り「イギリス王室御用達」ブランドでもある。

 そんな4WD専門メーカーである同社のラインアップで、もっとも過酷な使われ方をするのがディフェンダーではないだろうか。ルーツは軍用車からきているモデルということもあり、プレミアムなレンジローバーとは真逆の性格を持っているのが同車の特徴。世界中のあらゆる過酷な場所でも、確実に走破できる堅牢性と信頼性が、ディフェンダー最大の売りだ。

 今回は、そんなディフェンダーに日本限定の特別仕様車「ディフェンダーEASTNOR DARK EDITION(イースナー ダーク エディション)」が登場するとのことで、その詳細をお伝えしよう。

 この「ディフェンダー EASTNOR DARK EDITION」は、日本独自で開発した特別仕様車。海外ブランドの車両でありながら日本で企画されたという珍しい車両なのだ。そしてこのモデルは、2023年4月に発表して人気を博した「ディフェンダー EASTNOR EDITION」に続く第2弾という立ち位置でもある。

 車名に入っている「EASTNOR」というのは、ロンドンの北西約200キロメートルの場所に位置する街の名で、約5000エーカーにもおよぶ「DEFENDER」のオフロード走破性能を高める施設「LAND ROVER EXPERIENCE CENTRE」がある街でもある。この場所で、日々車両の性能テストを行っており、あらゆる地形をも制する卓越した走りが生み出されている。つまり、ランドローバーの聖地とも言える場所の名前を冠している、ファンには見逃せないモデルなのだ。

今回の「ディフェンダー EASTNOR DARK EDITION」は、「ディフェンダー 110 SE P300」をベースとし、ブラックパック、22インチのアロイホイール(グロスブラック)を採用。ディテールをブラックで統一することでより精悍な見た目としているのが特徴だ。

そして、エクステリアカラーは人気のサントリーニブラックとアイガーグレイの2色から選択可能なほか、サテンプロテクティブフィルムを導入し耐久性も高められている。

インテリアにはグレインレザーシートを採用し、コールドクライメートパックやWi-Fiデータパックを標準装備。無骨なオフロード4WDという面を持ちつつも、モダンラグジュアリーで快適な室内空間となっている。

 ちなみに、2色展開の合計170台限定販売となっており、価格と割合は以下の通り。受注はスタートしている。

サントリーニブラック・エボニーグレインレザーシート(エボニーインテリア)・130台:1069万1000円

アイガーグレイ・エイコーングレインレザーシート(ルナインテリア)・40台:1083万4000円

 聖地の名を冠した限定モデルとなっているので、ファンには見逃せないモデルとなりそうだ。


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