日本導入を記念した「サンルーフエディション」を用意
センタースクリーンには、PHEV専用の「ハイブリッド」ページが追加されており、エネルギー量や走行履歴の確認、充電予約や充電設定などを行えるなど、いかにも電動化モデルらしくなっている。また、「e-Save」ボタンをクリックすることでe-Saveモードが起動、バッテリーの充電レベルを上げる。ブレーキングと回生からエネルギーを回収する「バッテリー節約」モードと、エンジンを使用して設定した目標レベル(40%+, 60%+, 80%+)まで充電を行う「バッテリー充電モード」も搭載し、バッテリ残量を管理しながらの走行が可能となっている。
エクステリアでは、チャージポート側のリヤドアガラスにあしらわれるビショーネ(アルファロメオのエンブレムの蛇)の頭がプラグになった「エレクトロビショーネ」になっているのが特徴だ。アルファロメオの象徴であるビショーネを電動化したデザインであり、ブランドの核であるスポーティネスを継承しながら、電動化への「La Metamorfosi(ラ・メタモルフォシ/変革)」を体現する。さらに「ヴェローチェ」グレードでは、リヤにクロームのエキゾーストパイプを装備し、スポーティさを演出している。
ボディカラーは、アルファホワイト、アルファレッド、アルファブラック、ヴェスヴィオグレー、モントリオールグリーンの5色を設定(Tiグレードはアルファホワイトとアルファレッドの2色)。個性的なカラーリングでアルファロメオらしさを表現する。
アルファロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4の価格は、受注生産となる「Ti」が675万円、「ヴェローチェ」が740万円。
なお、トナーレ・プラグインハイブリッドQ4の日本導入を記念し、特別仕様車の「トナーレ・プラグインハイブリッドQ4サンルーフエディション」も設定された。「ヴェローチェ」をベースにサンルーフとハンズフリー機能付き電動テールゲートを特別装備し、モントリオールグリーンとヴェスヴィオグレーの2色を設定する。価格は755万円。
新型SUVのトナーレにPHEVが追加されたことで、アルファロメオの電動化はさらに加速する。