中国や米国で売れるクルマは日本では大きすぎた
こうやって中国とアメリカの様子と見ると、日本車ではCR-Vが両市場でよく売れているのがわかる。日本ではボディサイズの大きさもあり生産終了となるなど、存在感を示せないでいたが、世界市場では売れ筋モデルとして大活躍している。
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そしてそのCR-Vを追いかけるように、トヨタRAV4も中国、アメリカで売れていると言えるが、CR-Vと異なるのは日本市場でもよく売れているということになる。
日本市場ではラインアップされていないが、トヨタ・ハイランダーが中国とアメリカ両市場ではよく売れているモデルというのも特筆すべき点かもしれない。
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日本市場でも2000年から2007年の間「クルーガー」の車名で初代が販売されており、世界市場では現行モデルが4代目となっている。アメリカ市場では2.4リッターターボと2.5リッターベースのハイブリッドユニットを用意。GA-Kプラットフォームを採用している。中国市場では2.5リッターハイブリッドのみとなっている。
また、ハイランダーは広州汽車との合弁会社「広汽豊田（広州トヨタ）」が生産しているが、中国一汽との合弁会社となる一汽豊田では姉妹車となる「クラウンクルーガー」もラインアップされている。
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おもに北米と中国市場向けとなっているので、全世界で売れ筋モデルとはいえないものの、世界二大市場ではハイランダーもよく売れているモデルとなるだろう。
あとは忘れていけないのがカローラセダン。日本車は広く世界で販売されているが、世界を網羅するようにラインアップされているだけでなく、販売が好調なモデルはカローラセダンぐらいしかないだろう。
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いずれにしろ、中国やアメリカでよく売れている日本車は、日本国内では少々ボディサイズが大きいこともあり、日本市場では販売終了となったり、そもそも日本市場での販売を想定していないモデルになっているので、RAV4のように日本国内でもよく売れているというモデルはかなり少数派となるのである。
