この記事をまとめると
■マクラーレンの最新モデルとなる750Sが日本で初公開された
■750Sの車両重量は1277kg、最高出力は750馬力を実現
■マクラーレン史上でもっとも軽量でもっともパワフルなモデルとなっている
750馬力を誇るスーパーシリーズの新フラッグシップ
サーキットでの走行も視野に入れた究極のドライビングエクスペリエンスをワンオフに近いラインアップで提供してくれるアルティメイトシリーズと、公道をメインとしたステージで最高のパフォーマンスを発揮するように開発されたスーパーシリーズ、そしてパフォーマンスをやや抑えつつも長距離移動を快適にこなすことができるグランドツーリングカーのGTシリーズと、キャラクターの異なる3つのモデルを展開しているマクラーレン。
そんなマクラーレンの最新モデルとなる「750S」が、有明にあるマクラーレン・クオリファイド東京にて日本初公開された。
750Sは、2023年の4月に発表されたスーパーシリーズのフラッグシップであり、720SのDNAを受け継いだ後継モデル。車両重量1277kg、最高出力750馬力を実現した、マクラーレン史上でもっとも軽量でもっともパワフルなシリーズ車となっている。
今回のジャパンプレミアにあたり、マクラーレン・オートモーティブのプロダクト・プランニング・マネージャーのシェーン・ハーマンが来日。同モデルを以下のように評した。
「マクラーレン750Sは、マクラーレンの新たな頂点を目指して生み出され、そのブランドのDNAを忠実に具現化したモデルです。60年の歴史を持つマクラーレンの血統が生み出した、クラス最高峰でかつ最新のスー パーカーである750Sは、軽量化という当社のスーパーカーづくりに共通するアドバンテージを維持しながら、マクラーレンのドライビング・エクスペリエンスをさらに進化させ、より一体感のある運動性能やクラストップのパワーウェイトレシオ、そして高性能エンジンならではのピュアなパフォーマンスを実現しました。そして、エアロダイナミクス・デザインにさらなる磨きをかけ、そのすべてを技術的に進歩させ、実用性の高いパッケージとしてまとめあげたのが、このマクラーレン750Sなのです」
マクラーレン750Sの価格は、クーペが3930万円、スパイダーが4300万円となり、全世界的なデリバリーは、2023年最終四半期を予定している。
F1で鍛え抜かれ、磨き上げられたイノベーションとテクノロジーを投入し、軽さに対してもあくなき追求と挑戦の手を緩めないマクラーレン。750Sは、そんなマクラーレンの進化に終わりがないことを教えてくれる。