フルモデルチェンジで「プラド」は「ランドクルーザー250」へ! 70シリーズの再導入も発表されてランクル全3シリーズが揃い踏み (2/2ページ)

クールな角目とファニーな丸目のふたつのマスクを用意

 内外装は、伝統とモダンを統合しながら「Reliable(過酷な使用用途にも耐えられる信頼性)」「Timeless(永く愛せる飽きのこないシンプルさ)」「Professional(プロが使う、無駄のない道具に共通する洗練された機能美)」をテーマにデザイン。

 エクステリアは水平基調のデザインで再現されたランクルらしいスクエアなシルエットが特徴。最大のポイントは、タフさとスタイリッシュさが際立つ角目と、親しみやすいファニーな表情となる丸目、ふたつのマスクが用意されたことだろう。

 インテリアは、リアルオフローダーらしい機能性を感じさせるデザインへとシフト。水平基調のインパネや迷わず操作がしやすいスイッチ形状を採用するなど、悪路走行時も含めた機能性を考慮したものとなっている。

 新型ランドクルーザー250シリーズは、日本では、特別仕様車「First Edition」を含めて2024年前半の発売を予定している。

 一方、ヘビーデューティーモデルに関しては、1984年に誕生した70シリーズが、海外で継続販売モデルとして展開されていたが、今回の250シリーズの登場に合わせて、国内販売も復活することが発表された。70シリーズは、誕生30周年を記念して2014年に一時的に期間限定で復活したこともあったが、それを除くと、じつに約20年ぶりの日本再登場となる。

 パワートレインは、従来のガソリンエンジンから2.8リッターディーゼルエンジンに変更となり、高トルク・高出力を兼ね備えたディーゼルエンジンならではのタフなオフロード性能に加え、低騒音・静粛性への配慮と燃費性能の向上も実現された。

 ヘビーデューティーモデルのランドクルーザー70は、今冬の導入を予定している。

 今回の250シリーズのフルモデルチェンジと70シリーズの再導入の発表により、ランドクルーザーは日本でも全3シリーズが揃うこととなった。

 これまで以上に幅広いラインアップとなったことで、ランドクルーザー人気がますます高まりそうだ。


新着情報