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「付いてない」クルマの不便さハンパね〜! もう全車に標準装備していい……いや装備すべき「機能&アイテム」たち (2/2ページ)

「付いてない」クルマの不便さハンパね〜! もう全車に標準装備していい……いや装備すべき「機能&アイテム」たち

この記事をまとめると

■最近のクルマにはさまざまな便利機能や快適な装備が標準化されている

■いまや必須に感じる機能のなかには標準装備化されていないものも存在する

■いいかげんに標準装備化して欲しい機能をいくつかピックアップした

いまだ標準装備化されていない便利な機能がある

 クルマの進化のなかで、たとえばパワーステアリングやエアコンが付いたり、シートベルトの装着が義務付けられたり、フェンダーミラーがドアミラーになったりと、装備や機能の充実ぶり、標準化の歴史はめまぐるしい。

 しかし、夢の自動運転に向けて、アイサイトに代表されるカメラやセンサーを使った先進運転支援機能、ハンズオフなどの機能、装備が広く採用されているいまでも、「あれっ、このクルマ、こんな装備も付いてないの?」と思わせることがある。

 たとえば、正しい運転姿勢をとるのに有効なシートハイトアジャスターやチルト&テレスコピックステアリングは、廉価なモデル、軽自動車には不採用なことが多い。正しい姿勢での運転は安全や運転疲労低減にも直結するため、ここはケチらずあらゆるクルマに装備してほしいものだ。

 ETC車載器も、ぜひとも標準装備してほしいアイテムのひとつ。料金所をスムースに通れる便利さとともに、渋滞解消にもなるのがETCで、首都高を含めた高速道路でETC専用となるゲートがジワジワ増えていることからも、もはや面倒な後付けよりも標準化していい時代となっている言っていい。

 自動車メーカーとしては「私は絶対に高速道路には乗りません、ETCは不要」というユーザーには、そのぶんの価格を車両本体価格から値引くレスオプションで対応すればいい。

 現代はスマホなしに生きてはいけない……という人も多いスマホ時代。万一の際の命綱にもなる。そんなスマホもバッテリーの減りが悩みどころで、ドライブ中の車内充電は欠かせない。にもかかわらず、上級車はともかく、廉価なクルマにはUSB端子の装備なし。オプションになっている例も多い。

 廉価なクルマを買う人こそ、高価な純正ナビを選ばず、スマホのナビアプリを使うケースも多いことから、やはり廉価なクルマにも、せめて充電機能だけでいいので、USB端子は(可能であれば前後席に)標準装備としていただきたいところだ。

 ところで、この夏も猛暑到来。外気温35度を超える日も多い。そんな暑さのなか、助かるのがクルマのエアコンだが、依然、廉価なクルマのエアコンはマニュアルでオートエアコンではない。しかし、エアコン単体価格は少し高くなるだろうが、オートエアコンのメリットは絶大。

 設定された温度になると風量を抑えるなどして、冷え過ぎ暑すぎのない、より快適な空調空間を提供してくれるだけでなく、制御の緻密さでコンプレッサーの負担がマニュアルエアコンより小さく、その結果、ガソリン価格高騰時代にうれしい燃費向上にもつながるのである。

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