超カッコいいオープンモデルも!
ルノー・ウインドコンセプト
ルノー・ウインドは、2010年から販売を開始したコンパクトなクーペカブリオレモデルで、ベースとなったのは同社のコンパクトカーであるトゥインゴとなっていた。
ただ、市販モデルが登場する6年ほど前の2004年にコンセプトモデルが登場しており、こちらはずんぐりむっくりなスタイルとなってしまった市販モデルとは異なり、コンパクトではあるもののしっかりロードスターモデルらしいスポーティないで立ちとなっていた。
また、オープン2シーターのようなスタイルでありながら、ひとり分の後部座席が用意されており、2+1シーターとなっていた点もチャレンジングであったが、残念ながら市販モデルには車名と屋根が開くという特徴以外はほぼ受け継がれることはなかった。
ホンダ EV-STER
2022年に惜しまれつつ終売となった軽のオープン2シータースポーツモデルのS660。そのコンセプトモデルとしては、東京モーターショー2013で公開されたS660コンセプトが知られるところだが、その前段モデルも存在していた。
それが東京モーターショー2011に展示された「EV-STER」というもので、車名からもわかるように電動モデルとなっていたものの、後輪を駆動しモーター出力やサスペンションの設定をドライバーの意思で自由に調整できることをウリとしていたのだ。
結局、このEV-STERのデザインを軽自動車サイズにリファインしたものがS660となるのだが、EV-STERは軽自動車枠にとらわれないデザインとなっていたため、S660よりも伸びやかでスポーティなものとなっていたのである。