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ぶっちゃけトラックなんて普通の人が買って「何に使える」? 三菱トライトンの登場で注目のピックアップの活用法 (1/2ページ)

ぶっちゃけトラックなんて普通の人が買って「何に使える」? 三菱トライトンの登場で注目のピックアップの活用法

この記事をまとめると

■三菱が約12年ぶりに日本市場にピックアップトラックを導入することを発表した

■日本ではピックアップトラックは特殊なクルマという認識が強い

■ピックアップトラックには乗用ユースでどのような利点があるのかを紹介する

オープンな荷台は汚れたものや高さのあるものを積むなら無敵!

 三菱人気が高いタイ・バンコクで2023年7月26日に新型が世界初披露されたピックアップトラックの「トライトン」。それがなんと、日本市場にも約12年ぶりに投入されることがわかりましたね。販売は2024年初頭になりそうですが、「待ってました!」というファンもいてざわざわしています。

 でもピックアップトラックって、海外旅行のときによく見たり、映画に出てきたりするけど、日本ではどうやって使うの? と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。確かに、日本市場では、現在はトヨタ・ハイラックス、ジープ・グラディエーターくらいしか販売されておらず、使い道がイメージしにくいというのもわかります。

 そもそもピックアップトラックとは、タフな走破性を持ちながらSUVの快適性とトラックの実用性を両立したモデルのことで、新型トライトンでは室内が1列シートの「シングルキャブ」、2列シートとなる「ダブルキャブ」、1列目の後ろが荷室となり、シートをリクライニングさせることができる「クラブキャブ」の3タイプが用意されています。

 そして、荷台となる部分はカーゴベッドと呼ばれ、ふだんはプールのように四方を囲んでいますが、後端がパカッと開くようになっており、荷物の出し入れや人が荷台に乗り降りしやすくなっています。

 で、問題のこのカーゴベッド。映画のなかではよく、牧歌的な風景のなかを馬など動物を乗せて走っていたり、逃走中の人をかくまうために荷物に紛れ込ませたり、一度にたくさんの人を運ぶオープンカー的な感じで使われているのを見ることがありますが、動物はともかく後者ふたつは日本で実際にやったらアウトですよね。

 ただし、普通のSUVでは積めないような背の高さや長さのあるもの、たとえば自転車やバイク、サーフィンのロングボード、引越しの際の家具といったものを積むには、ピックアップトラックが最適です。しっかりと固定することが必要ですが、たくさん遊んで汚れたままでも気兼ねなく積み込めるのがいいところでしょう。

 アクセサリーを組み合わせて巨大な棚などを設置し、たくさんの荷物を効率的に積めるようにしているピックアップトラックもあります。大きな荷物には向きませんが、雨よけのトノカバーもあるので、お天気が心配な時にはあらかじめ荷物を覆っておくこともできます。

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