荷室でのBBQにテントの設置などアウトドアでの有用度は高い！
あとはピックアップトラックにBBQ用の本格的なグリルなどを積んでいき、現地に到着したらカーゴベッドがそのまま調理場代わりになるというのも、なかなか粋な使い方。以前、千葉のキャンプ場では、シンクやゴミ箱まで設置してあるピックアップトラックを見かけ、便利そうだなと思ったものです。
また、アウトドアシーンではピックアップキャビンという、カーゴベッド用のキャンパーシェルを設置することで、本格的なキャンピングカーとして使うことができます。脱着式なので荷物の扱いとなり、自動車税などの維持費がかからないところが特徴。脱着にかかる時間は電動ジャッキで15分ほどだといい、普段はピックアップトラックとして、休日にはキャンピングカーとして、2通りに使えるのが魅力的です。
そこまではいらないかな、という人であれば、専用のピックアップトラックテントもあります。カーゴベッドに取り付けることで、地面が濡れていたり平らな部分が見つからないような自然の中でも、テントを設置することができます。
ピックアップトラックの荷台に設置されたテント画像はこちら
さらに、自宅でも楽しめるのが、カーゴベッドにテーブルセットを出してアウトドア気分の食事をしたり、子ども用のプールを出して遊んだり、小型犬ならちょっとしたドッグランのスペースにも。庭がない、狭いという家でも、ピックアップトラックを停めるスペースさえあれば、アウトドア気分が楽しめるのです。
ピックアップトラックが自宅の前に停車しているイメージ写真画像はこちら
また、ピックアップトラックの本場アメリカでは、フットボールの試合があると続々と駐車場にピックアップトラックが集まり、まだ試合開始まで何時間もあるのに早くから、カーゴベッドの上でビールをシュポッと開けて宴会がはじまるのだとか。テンションあげあげのまま試合で大興奮し、終わったあともまだまだ宴会は続くらしいですよ。日本でも、サーキットのゲートオープンに並ぶクルマがBBQをしながら待っている光景も珍しくなくなりましたが、そんなときにピックアップトラックだったら、カーゴベッドの上でBBQができていいですね。
ということで、「いったいどんな使い道があるの？」と疑問に思っていた人も、ピックアップトラックって楽しそうだなと思っていただけたのではないでしょうか？ SUVでは物足りなくなった人の、次のステップとしてもおすすめです。
