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暑くて悶絶どころかヤケドまであるぞ! 真夏の炎天下に置かれたクルマに乗り込むときにダメージを受けない対策とは (2/2ページ)

暑くて悶絶どころかヤケドまであるぞ! 真夏の炎天下に置かれたクルマに乗り込むときにダメージを受けない対策とは

この記事をまとめると

■クルマは金属の塊なので夏場は下手に触るとヤケドする可能性もある

■車内も高温となっており、ステアリングやシフトノブ、シートでヤケドする事例もある

■窓の開閉やエアコンをうまく使うと車内の温度を効率よく下げることが可能だ

クルマは鉄の塊なのでヤケドしやすい

 日本各地で連日35度以上の猛暑日が続くこの夏。日中に屋外で駐車する際には、あらかじめサンシェードなどで全窓を覆う、ハンドルやシフトレバー、チャイルドシートといった、とくに熱くなると危険な場所をカバーしておく、などの熱対策が重要になってきますが、それでもうっかり炎天下にそのまま駐車して、「車内がとんでもない高温になってしまった!」というときもありますよね。

 そんなときに、いきなり車内に乗り込んでしまうのは危険がいっぱい。火傷をしたり、気分が悪くなったりしないためにも、ここだけはチェックしてほしいところがあります。

 そのひとつ目が、いきなりドアノブを触らないということ。クルマのボディは金属なので、とくに温度が高くなりやすいものです。かけた水が一瞬で蒸気になる、たまごが焼ける、なんてことも実際にありうるくらいの高温です。でも、ドアを開けるにはどうしても手を使わなければなりません。

 その場合はタオルなどで手を覆ってからドアノブを掴んだり、電動パワースライドドアがあるクルマなら、先にスライドドアから乗り込むのもいいですね。いきなり素手で触るのは避けましょう。

 ふたつ目が、ハンドル、シフトレバー、シートの熱さをチェックし、和らげることです。フロントガラスやサイドのガラスをシェードで覆っておいたり、ハンドル専用の遮熱カバーをしておけば、ハンドルが危険なほど高温になるのを防げますが、それをやっていない場合は要注意。

 対策としては、水に濡らすと冷え冷えになるタオルでくるんで熱を取る方法や、10円玉を貼り付けると比較的すみやかに熱を取ることができます.

 シートの表面も熱くなっています。とくにレザーシートは高温になりやすい傾向があるので、熱が取れてくるまでバスタオルなどで覆ってから座るといいでしょう。短パンなど露出度の高い服装のときにはとくに気をつけて。

 また、チャイルドシートはバックルの金具に注意。チャイルドシート表面はそんなに熱くなっていなくても、金具の部分だけチンチンに熱くなっていることもあります。そんなときにも、ハンドルと同じ方法で熱を取るようにしましょう。

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