レンタカー屋を出る前には操作系の確認を忘れずに
久しぶりに運転する、あまり運転に慣れていない車種で不安だ、という場合には、ハンドルの位置を調整するチルト&テレスコピック、シート調整、シフトレバー、サイドブレーキ、ワイパー、ウォッシャー液の出し方、ホーンの鳴らし方、ライト、給油口の操作方法、ETC車載器の位置をちゃんと聞いておくといいですね。
夜になってからライトのつけかたがわからなかったり、雨が降ってきてもワイパーが動かせなかったり、といったことになると命の危険にもつながりますので、必ず確認しておきましょう。もし、ガソリンスタンドに入って給油口が左右どちらにあるのか忘れてしまったら、メーター内の小さなガソリンスタンドマークをみると、多くの車種では矢印が表示されています。
そしてレンタカーを借りている最中は、キーの保管に注意しましょう。最近のクルマはキーレス機能がついていることが多く、いちいちキーを手に持って操作しなくてもドアの施錠、解錠、エンジンスタートができます。なので、バッグやポケットに入れっぱなしにしておけるのが便利な反面、どこに入れたか忘れてしまったり、キーが入ったバッグを車内に置いたままクルマを離れてしまうなど、慣れない人は取り扱いに戸惑うことも。
複数人で乗る場合には、必ず誰がキーを持っているのか、どこに入れてあるのか、覚えておくようにしましょう。
返却の際には、ガソリンスタンドを探して無駄な距離を走ったり、遅刻してしまうことのないよう、効率よくレンタカー店に戻れるように、ルート上でいちばん近いガソリンスタンドをチェックしておくとスムースです。給油した際は、必ずレシートをもらっておいてください。返却時にチェックされる店舗もあります。
もし、渋滞や通行止めなど不測の事態でどうしても返却予定時間に間に合わないことがわかれば、早めに店舗に連絡しましょう。超過料金が発生することもありますが、無断で遅れることは絶対に避けましょう。
返却する際には、忘れ物に注意。ETCカードは抜き取り、充電ケーブルやセンターコンソールボックスに入れた小物、トランクのアンダーボックスに入れた荷物などもしっかりチェックしましょう。
いろいろと注意したいポイントを挙げてきましたが、やってみるとそれほど難しいことではありませんので、ぜひレンタカーでのドライブを楽しんでくださいね。