この記事をまとめると
■キャンピングカーには一般的な乗用車同様に新車や中古が存在する
■キャンピングカーショーというイベントが全国で開催されており下見をすることができる
■キャンピングカーは値崩れしづらいので長い年数所有しやすい
そもそもキャンピングカーってどこで売ってるの?
「ううっ、キャンピングカーが欲しい!」そう思ったアナタは、いま素晴らしい世界の入口にいることになります。
でも、そこで、ワクワクすると同時に、「キャンピングカーってどうやって買うの?」という期待と不安が入り混じった気持ちになるかもしれません。そこで、具体的に買い方やその流れについてご説明したいと思います。
「どのクルマを買うか?」「新車か中古か?」など、多少の違いはあれど、キャンピングカー購入への大きな流れは以下のとおりです。
1)キャンピングカーはどうやって選ぶの?
2)キャンピングカーはどこで買うの?
3)キャンピングカーはどうやって買うの?
1)キャンピングカーはどうやって選ぶの?
これは恋愛のそれにも似ていて、ひと目惚れだったり、あれこれ悩んで迷ったり、そもそも自分が本当に欲しいものがわからなかったりと、それはさまざまです。私もよく「ピッタリのキャンピングカーはなんでしょうか?」なんて質問を受けることもあります。そのときはマッハの速度で「ワカリマセン」とお返事します。その人のライフスタイルも家庭環境も好みもキャンピングカーに求めることも、人によって全然違うからです。その点、ひと目惚れは話が早いですが、なかにはトンでもない勘違いで惚れていて、まわりがヒヤヒヤするのも恋愛と同じです。その点、いまは昔に比べると本当に恵まれています。
昔は、キャンピングカーを見る機会も少なく、取り扱い店も少なく、資料といってもカタログ程度で専門誌も限られており、乗っている人も少なく、意見を聞くこともなかなかできませんでした。
ところがいまは、キャンピングカーイベントの開催も年間を通して回数も多く、ショーに行くと、そこには沢山のキャンピングカーが売る程、展示されています。
また、キャンピングカービルダーと呼ばれている取り扱い企業も多いうえに資料も、「1:雑誌」「2:カタログ」「3:SNS」「4:多くのユーチューバーが、克明に動画でリポート」してくれていますので、気になるモデルの名前で検索すると、それは多くの動画を観て確認することもできます。
実際にキャンピングカーに乗っている人も増えたので、その人たちの意見を聞くこともできます。オフ会も多く開催されているので、ショーとは違ったリアルな使い勝手を知ることができます。
これらで、自分の好みやライフスタイルに照らしあわせてシミュレーションし、クルマや必要なアクセサリーから、経済的なことや、駐車場所などのインフラ環境まで、じっくりと検討することができます。個人的にはやはり実車を見て触って体験することをオススメします。
たとえば、ベッド展開はぜひご自身でやってみて下さい。説明員さんは手慣れているので、まるで手品のようにベッドを設営されますが、いざ、自分がやるとなるとパズル状態になってどうして良いのかわからなくなったりします。ベッドの寝心地や、ギャレーの使い勝手も実際にやってみないとわかりません。
料理を作る奥さまに、一生、使いにくいと愚痴られるのが嫌でしたら、奥さまにも使って貰って意見を聞きましょう。衣類と同じで実際に袖に腕を通してみないとその着心地の良さがわからないのと同じです。欲しいキャンピングカーのレンタカーがあったら、ひと晩、借りて家族みんなで利用するのも理想的かもしれません。これで試して、そのクルマの良さを実感、購入に難色を示していた奥さまも魅了して説得と一石二鳥の方もいます。
また、本体以上に悩むのが、クーラーやサイドオーニングにFFヒーターなどの装備品やアクセサリーです。悩むといっても、じつは、これもまた本体選びと同じくらいに楽しいことなのですが、本体予算に気を取られていて、オプションやアクセサリーの予算をすっかり忘れていたり、本体でケチっていたのに、装備を含めた総額でとんでもない金額になっていたりということもあるので、楽しむのも慎重にしましょうね。