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命の危険あり! 夏に多い異常気象に「クルマの運転中」に遭遇したときにやってはいけないこと4つ (2/2ページ)

命の危険あり! 夏に多い異常気象に「クルマの運転中」に遭遇したときにやってはいけないこと4つ

この記事をまとめると

■ここ数年、夏の異常気象が多くなってきている

■水たまりの深さは目視ではわからないので入らない方がいい

■クルマは雷が落ちづらいがオープンカーでは落雷時のリスクが高いので注意が必要だ

異常気象時はとくに運転に注意!

 ゲリラ豪雨や洪水、雷の頻発、さらには季節外れの雹など、いままでにない現象が我々を襲う時代になってしまった。そうなると、クルマに乗っているときに異常気象に遭遇するのも珍しくなく、対策が必要になってくる。つまり、クルマに乗っていれば必ずしも安全ではないということを頭に入れておいてほしい。

 そもそも車内というのは特殊な環境で、薄い鉄板とガラスで囲まれているだけなのに、別空間と勘違いしやすいと心理学的にもされている。芸能人の車内密会が撮られてしまうのもこれが理由で、完全なプライベート空間と勘違いしてしまうから。災害でも「行けるだろう」と思ってしまう原因になる。もちろんそんなことはない。

水深のわからない冠水道路での走行

 よく、水深どれぐらいまでなら走れるという記事を見かけて、答えはマフラーまでとなっている。これ自体は正解なのだが、そもそも「目の前にある水たまりの水深はどれくらいなのか?」といって降りて測りに行くわけではないのでわからないし、「前走車が行けているから大丈夫」というのも根拠はない。次の瞬間にはハマっているかもしれないのだ。

 ニュース映像で見かけるように、最初は大丈夫でもゲリラ豪雨ではあっという間に水深は増えるし、電子制御の塊である昨今のクルマ(軽自動車も含めて)は、水に浸かればあちこちが作動しなくなる。つまり、車外への脱出すら困難になる可能性は大いにあるのだ。

 感覚ではあるが、路面が隠れて水でザブザブになっているところにあえて突っ込んではダメ。アンダーパスのように、先が深くなっているようなところはとくに避ける。これもまたニュース映像で見るが、短い水たまりのようなところでもクルマが動けなくなって、車内で人が亡くなっていることがあるのを忘れてはいけない。

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