この記事をまとめると
■大阪〜東京間をEVで移動したWEB CARTOP編集部
■往路では所要時間や充電回数を検証した
■復路ではSA・PAで「ご飯に合うおかず」を探すという企画を実行
スバル・ソルテラなら米が炊ける!
無事に幕を下ろした大阪オートメッセ2023。既報の通り、WEB CARTOP編集部はEV3台で大阪〜東京間を移動した。目的は何時間かかるか、何回充電すればたどり着けるかなどを検証することだったが、この企画は往路で終了してしまう。
復路はどうしようか?
そんな話が編集部で持ち上がった。もちろん大人しく帰っても問題はない。しかしせっかくEVでロングドライブをするのだ。この機会は存分に生かしたいという編集者魂をたぎらせた一同、長考。
そしてカメラマン&動画クリエイター・宮本のひとことが沈黙を破った。
「ソルテラなら……米が炊けます」
ほう。事実、スバル・ソルテラのラゲッジには100V/1500W出力のコンセントがついている。
「EVって充電待ちの時間が発生するじゃないですか、だからみんなでSA・PAでご飯に合うおかずを探して、実際に食べてみるなんてどうですか?」
確かにSA・PAには美味しそうなおかずがたくさんあるが、なんだかんだいつも時間に追われている我ら編集部員がゆっくり見られる機会は少ない。
いいですね! 面白そう! などと盛り上がり、この企画を採用。
では編集部員6名で厳選したおかずを紹介しよう。
トップバッター、「土山」を担当するのは副編集長・藤田。選んだのは「近江牛ご飯だれ」だ。間違いなさそうな一品だが、その味やいかに?
藤田:「齢50を超えると身体のあちこちにガタが来ており、出張も身体に響きます。そんな出張ですが、もちろん楽しみもあります。それが食事です。今回は充電すがらSA/PAを探索し、白米に合いそうなおかずをゲットするというミッションが課せられました。そして土山SAで見つけたのが、『近江牛ご飯だれ』。白米に乗せて食べればあら不思議、近江牛を堪能できるというわけです。
早速ソルテラで炊きあがったばかりの白米に乗せて試食。モグモグ……、こいつうまいぞw 味噌の濃厚な甘辛さと近江牛のまろやかな脂による芳醇な香りが口のなかに広がる……気がします。そもそも近江牛を食べたことがないので、これが近江牛の味かどうかはわかりません。まぁ、うまいのだけは確かです。これならご飯も進みます。何杯だっておかわりできます。ちょっと待て、これじゃあ糖質と脂質を摂取しすぎちゃうじゃないか。また主治医にこっぴどく怒られてしまうじゃないか! いやはや50を越えた身体に出張はやはりかなり酷なようです」
続いて「岡崎」にて、新卒で入社したばかりの新人・清家が手にしたのは「名古屋うみゃー!! ふりかけ」。
こちらも白米にふりかけという定番の組み合わせだが、なにやら海苔の形が変わっているようで……!?
清家:「今回、岡崎のお土産コーナーで見つけたのは、『名古屋うみゃ〜!! ふりかけ』。味噌カツ味だという、ご当地感あふれるふりかけはこの企画にピッタリ! と思いコレ決めました(本当はお土産として家に持ち帰りたいという欲に駆られました……)。
それはともかく、ソルテラのリヤで炊けた白米の上にふりかけて、いざ実食。確かに味噌カツの味! これは奇跡の美味しさだ! 名古屋城やシャチホコ、アルファベットなどを形どった海苔も入っているので、見ていても楽しいです。子どもへのお土産なんかにもいいのではと思いました。岡崎に立ち寄った際はぜひチェックしてみてください!」
と、ここで嬉しい悲鳴。当初、全員が異なるSA・PAで買い物をする予定だったのだが、意外にもEV3台のバッテリーの持ちがいい。理由は往路では制限速度いっぱいまでスピードを出すことをルールとしていたのだが、復路では速度は気にせず、ゆっくり走ったためだ。
走り方の工夫によってEVの充電回数はこんなにも変わる、ということを期せずして学んだのだった。
ということでここからは一カ所につき、2名がおかずを選ぶということに急遽変更! 藤田、清家は堅実なチョイスだったが、なにやら変わったものを選ぶ者がちらほらと……。