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超話題だけどイマイチ把握できていない人多数のEVメーカーテスラ! いま日本で買える「全ラインアップ」とその「性能」をまとめてみた (2/2ページ)

超話題だけどイマイチ把握できていない人多数のEVメーカーテスラ! いま日本で買える「全ラインアップ」とその「性能」をまとめてみた

この記事をまとめると

■彗星の如く現れ、多くのファンを獲得しているアメリカのテスラ

■EVのウィークポイントをクリアし、魅力的なモデルを世に送り出している

■今回はテスラのラインアップや価格、速さ、航続距離など最新情報をおさらい

テスラのラインアップをおさらい

 世界をあっと驚かせる新時代のEV専門メーカーとして、彗星の如く現れて多くのファンを獲得しているアメリカのテスラ。CEOであるイーロン・マスク氏の常人には理解が難しい言動はたびたび話題となっていますが、EVのウィークポイントである充電時間や航続距離といったものをことごとくクリアし、魅力的なEVを世に送り出している事実は疑いようのないものです。

 当初は1000万円オーバーの高級モデルが主力でしたが、ここ数年で手が届きやすいモデルもローンチ。2023年7月1日からミッドサイズセダンの「Model 3」と、ミッドサイズSUVの「Model Y」の販売価格が改定されて、「Model 3」のベーシックグレードのRWDが524万5600円に。「Model Y」のRWDが563万7000円となり、CEV補助金や各種補助金を最大限適用すると、「Model 3」は約400万円台、「Model Y」は500万円台前半で購入できるという、グッと身近な存在になりつつあります。

 そこで今回はあらためて、テスラのラインアップや価格、速さや航続距離、充電設備についてなど、最新情報をおさらいしておきたいと思います。

 ラインアップですが、まずはテスラの名を一躍有名にした高性能4ドアEVの「Model S」があります。2014年から販売されているロングセラーモデルですが、テスラの特性としてソフトウェアが随時、最新版にアップロードされていくので、最初に購入した人もずっと最新の機能が使い続けられるというのが、大きな魅力の1つです。

 グレードはベーシックな「デュアルモーターAWD」と「Plaid」の2つで、どちらもAWD(全輪駆動)。速さと航続距離を両立するデュアルモーターAWDが0-100km/h加速3.2秒、航続距離が634km(WLTPモード)。速さを突き詰めたPlaidが0-100km/h加速2.1秒、航続距離は600km(WLTPモード)となっています。ちなみにPlaidは2023年6月4日に、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで7分25秒231というタイムを叩き出し、量産EVの最速記録を打ち立てたと発表されました。これは新たなオプション装備として販売される「トラック・パッケージ」を装着したモデルだということです。

 気になる価格ですが、デュアルモーターAWDが1296万9000円。Plaidが1596万9000円です。

 続いて、価格改定で身近となったミッドサイズセダンの「Model 3」。UVカットの広大なガラスルーフで明るい室内が特徴となっており、テスラのほかのモデル同様のシンプルな室内は、後席の足もとスペースも余裕があります。ファミリーでも十分に使えるセダンです。

 グレードはベーシックな「RWD」524万5600円、航続距離が長くなる「ロングレンジAWD」626万8600円、速さと航続距離を両立した「パフォーマンス」700万5600円の3つです。航続距離と速さはそれぞれ、「RWD」が565km(国土交通省審査値)、0-100km/h加速6.1秒。「ロングレンジAWD」が航続距離689km(国土交通省審査値)、0-100km/h加速4.4秒。「パフォーマンス」が航続距離605km(国土交通省審査値)、0-100km/h加速3.3秒となっています。

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